コペンは法規対応の商品改良でドアミラーを拡大。オートライト機能も標準装備になった!

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ホンダの軽スポーツカー「S660」が2022年3月での生産終了を発表したのは、もはや知らぬ人はいないというくらい話題となり、あと一年の生産期間を残して発表したにもかかわらず、2022年3月までの生産枠は使い切るほどの受注を集め、実質的な完売状態にあることも、ご存知の通り。

では、ライバル視されることの多いコペンはどうなのかといえば、こちらは2021年4月に法規対応の商品改良を実施しているのでありました。つまり、まだまだ作る気満々といったところでしょうか。

どんな法規に対応したのかといえば、ドアミラー(後写鏡)の視界の範囲オートライト(自動点灯)の義務化という2点となっております。おそらくCGで合成したであろうWEBサイトの画像でも、たしかにドアミラーが大きくなっているような気がいたします。コペンといえば小ぶりなドアミラーがスタイルを引き締めていた面もありますので、どのくらい印象が異なるのか、はやく実車で確認してみたいところ。


ところで、法規対応というのは、言い方を変えると保安基準に適合させる改良というわけですが、その根拠となるであろう保安基準の改正について国土交通省の発表資料を参考までに並べておくと以下の通り。

後写鏡(間接視界)に関する基準(UN-R46 関係) ※リンク先はpdf

すれ違い用前照灯の自動点灯に関する基準の導入※リンク先はpdf

なお、新規制の適応時期は、ドアミラーのほうが2021年6月、自動点灯は2021年10月(いずれも継続生産車)でありますので、かなりギリギリになっての対応といった印象もあり。

はたして、この改良を最後にコペンもフェードアウトに向かうのか、まだまだ法規対応を繰り返していくのかは不明ですが、コペンがS660と異なるのは先代モデルの販売台数が2倍近いこと。

コペンの初代モデルは累計販売が6万台ほどあって、それだけ既存顧客が多いわけですから、まだまだポテンシャルはあると判断しても不思議ではありませんので。



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個人的には、丸目のコペン・セロをCVTでさらりと乗りこなすような使い方がクルマのキャラクターに合っているような印象もありますが、さて?





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精進します。

  




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