いずれもスーツケースがエクステリアデザインのモチーフとなったスーパーハイト軽自動車

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先日、ホンダの軽商用車「N-VAN」の商品改良をきっかけに、妙に物欲が刺激されるといった内容のエントリをあげたのですが、そういえば、スズキ・スペーシアにも共通性があったなあと思い出したので、あらためてまとめてみようと思う次第。



その共通性というのは、いずれもエクステリアのモチーフにスーツケースを用いているという点。

スペーシアの、とくに標準車をみているとおわかりのようにサイド面に何箇所も入れられた凹形のキャラクターラインは、カラフルな樹脂製スーツケースの意匠を参考にしたもので、じつはホイールキャップもスーツケースのキャスターを思わせるものにしていたりと、なんでも詰め込んで旅に出かけるときのワクワク感みたいなものを全身で表現しているのでした。






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一方で、N-VANのサイドパネルを貫く3本のビード造形もまたスーツケースをモチーフとしたもの。といっても、こちらはカメラ機材や精密機器などプロの道具を収めるジェラルミン製ケースを連想させるもので、スペーシアのワクワク感とは異なり、信頼性をアピールする表現なのでした。

このあたりはスペーシアが乗用車、N-VANが商用車というキャラクターの違いに由来するわけですが、それにしても、いずれもスーツケースをモチーフとしたモデルが、同じような時期(スペーシアは2017年12月、N-VANは2018年7月)に登場したというのは、おそらく偶然ではなく、デザイントレンドの一致という意味で時代の必然だったといえるかもしれないと、あらためて思ってみたり。

そして、N-VANの中でもスチールホイールのベーシックな廉価グレードに惹かれるのは、プロ仕様のジェラルミンケースというモチーフへの共感ゆえかもしれません。だとすれば、N-VANへの物欲は精密機器用ジェラルミンケースを買うことで満たされるかもと思ってみたり。ジェラルミンケース、そんなに高いものではないので(汗)






ちなみに、スペーシアのマイナーチェンジに際して書いたエントリがこちら。ご参考まで


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精進します。

  




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