2020年より新型二輪車に導入されている排ガス規制「ユーロ5」に対応するための進化ポイントとは

スズキのフラッグシップモデル「HAYABUSA(隼)」が第三世代へと全面改良。見るからに隼! というアピアランスは『Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)』という初代からつづくコンセプトが不変なことをひと目で理解させるものであります。
進化のポイントは、最新の環境規制をクリアしつつ、隼らしいパフォーマンスを維持すること。実際、スズキ公式のYouTube動画など見ても排気系には計3つのキャタライザーが仕込まれているということが確認でき、いわゆる排気抵抗は大きくなっているわけですが、それでも140kW(190馬力)は確保しているのでありました。もちろん、排ガス対応もあってピークスペックは従来モデルよりわずかに劣っているのですが、その発生回数が9700rpm(従来モデルは9500rpm)と上昇しているところに苦心の跡を見出すことができるのでは?

スズキの発表によると『2021年2月末頃より欧州をはじめ、北米、日本など全世界で順次販売を開始する』ということですので、日本でも正規販売されるというわけで、最新の隼にまたがるリターンライダー諸氏がワインディングに表れること間違いなしといったところでしょうか。
それにしても量産車として世界最速レコードを持つ隼が、『設定速度を超えないようにするスピードリミッターを二輪車で世界初採用』したというのは、なんともおもしろいというかキャラクターとのギャップがあるというか、時代の変化を感じさせるというか。ポテンシャルを引き出すことなく、ゆったりと走るのが第三世代の隼にふさわしい走らせ方なのかもしれません。
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精進します。



スズキのフラッグシップモデル「HAYABUSA(隼)」が第三世代へと全面改良。見るからに隼! というアピアランスは『Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)』という初代からつづくコンセプトが不変なことをひと目で理解させるものであります。
進化のポイントは、最新の環境規制をクリアしつつ、隼らしいパフォーマンスを維持すること。実際、スズキ公式のYouTube動画など見ても排気系には計3つのキャタライザーが仕込まれているということが確認でき、いわゆる排気抵抗は大きくなっているわけですが、それでも140kW(190馬力)は確保しているのでありました。もちろん、排ガス対応もあってピークスペックは従来モデルよりわずかに劣っているのですが、その発生回数が9700rpm(従来モデルは9500rpm)と上昇しているところに苦心の跡を見出すことができるのでは?
山本晋也@Ysplanning
スズキ、フラッグシップの大型二輪車 新型「Hayabusa(ハヤブサ)」を発表|スズキ https://t.co/uTDnZlIuBd #スズキ #ニュースリリース
2021/02/05 16:58:17
それにしても隼というのはカテゴリー分けをするのは本当に難しいと感じるモデル。実際の使われ方はツアラー的なのでしょうが、車名のイメージはスーパースポーツ的。とはいえ、レーサーのベースになるのはスズキの場合GSX-R1000Rであって、隼というのは、言ってみれば”HAYABUSA”という独自カテゴリーに存在するモデルという印象なのでありました。山本晋也@Ysplanning
全長2,180mm
2021/02/05 16:59:30
全幅735mm
全高1,165mm
ホイールベース1,480mm
装備重量264kg
最高出力140kW/9,700rpm
最大トルク150Nm/7,000rpm
燃費14.9km/L(WMTCモード)

スズキの発表によると『2021年2月末頃より欧州をはじめ、北米、日本など全世界で順次販売を開始する』ということですので、日本でも正規販売されるというわけで、最新の隼にまたがるリターンライダー諸氏がワインディングに表れること間違いなしといったところでしょうか。
それにしても量産車として世界最速レコードを持つ隼が、『設定速度を超えないようにするスピードリミッターを二輪車で世界初採用』したというのは、なんともおもしろいというかキャラクターとのギャップがあるというか、時代の変化を感じさせるというか。ポテンシャルを引き出すことなく、ゆったりと走るのが第三世代の隼にふさわしい走らせ方なのかもしれません。
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精進します。











