2020年に登場・フルモデルチェンジ・マイナーチェンジした26台を網羅した一冊。キーワードは「電動化の足音」



フルモデルチェンジやマイナーチェンジ、ブランニューモデルとして2020年に新登場した国産車26台を一気に紹介する「モーターファン別冊 国産新型車のすべて 2021」が発売されています。

表紙にもあるように2020年のトレンドはクルマの電動化で、そうしたトレンドをまとめた『国産電動車事情2021』という長めのコラムを寄稿させていただきました。

電動車の現状から未来を考察した導入から、燃料電池車、電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車といった4つのカテゴリーにわけた解説まで全5ページにわたる本文とそれぞれの車両紹介について原稿を書いています。

もっとも、すべての新型車に乗ったわけではないので試乗記ではなくあくまでも車両紹介であります、悪しからず。Honda e、エクリプスクロスPHEV、RAV4 PHVの3モデルは試乗経験ありますが……。

さて、電動車の未来について、自分自身がどのように分析・考察しているのか、また世界的な背景などは動画のほうでお話させていただきましたが、紙面のほうで時代の変わり目を表現したつもりなのが以下の一文。
燃費を良くして化石燃料の消費を減らそうというアプローチから生まれたのがハイブリッドカーである。一方、完全に化石燃料から脱するためには、と考えると再生可能エネルギーによる発電によって電気自動車を走らせることが正解となる。
日本だけでなくグローバルでの電動化トレンドは、省燃費からゼロエミッションへと潮目が変わっていると感じます。そのときにハイブリッドのほうが実質的なCO2排出量があーだこーだといっても、イナーシャのついたトレンドはそうそう簡単に減速しないだろうなと思うのでありますが、さて?

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精進します。

  




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