おそらく東京オートサロンで流すはずだったであろう開発シーンの動画がYouTubeで公開されている
ホンダの純正アクセサリーを担うホンダアクセスが、独自のノウハウを投入して生み出してきたコンプリートカーが「Modulo X(モデューロエックス)」。その次なるモデルとして4代目フィットの開発が進められていることを示すムービーがYouTubeにて公開されております。
ホンダアクセスという別会社ではありますが、そのR&Dセクションは栃木のホンダ研究所内に置かれているほど、ホンダの施設を利用できる立場であり、この動画でも北海道にある高速テストコース鷹栖PG(プルービンググラウンド)で行われていると明らかにしているほど。アップダウンの激しい、高速ワインディングを模したというコースで、フィットModuloXの開発が進められていることはサムネイル画像で一目瞭然。
動画の概要欄にもあるように、2019年に撮影されたという、この開発風景に登場するのはModulo開発アドバイザー 土屋圭市氏、レーシングドライバー大津弘樹選手、そして現場でエアロパーツを成形したり、サスペンションをチューニングするホンダアクセススタッフ。そのスタッフのなかには、ホンダアクセスの走り味を決めているキーマンである福田正剛さん、湯沢峰司さんの顔も見受けられます。そして、個人的には、取材などでお会いしたことのある顔が確認できる開発風景には、これまでに聞いてきたModulo Xの開発ストーリーに噓偽りはなかったのだなと、この動画で再確認したのでした。
ちなみに、Modulo Xのコンセプトは、サスペンションと実効空力と呼ばれるエアロデバイスによってホンダアクセスの味つけにしようというもので、まさに実効空力を磨き上げている様子が、この動画から確認できますし、そのあたりのアピールが狙いであろうと思うところ。タイミング的にも、フィットModulo Xの登場は間近といったところでしょうか。
ところで、現行フィットにはMTの設定はなく、メインは2モーターハイブリッドということでスポーティな走りを期待するようなクルマではないと思うかもしれませんが、そもそもModulo XというのはN-BOXがその第一弾であったようにスポーツカーやスポーティグレードに設定するというものではなく、誰もが求める人気車にホンダアクセスの味つけをして、日常にドライビングファンを味わうことができるというのも商品企画の特徴。今回の映像からはフィットModulo Xのパワートレインがガソリンエンジンなのかハイブリッドなのかは不明ですが、いずれにしても骨太なフィットの走りを思い出せば、そのポテンシャルを引き出したModulo Xの走りに期待が高まるのでありますが、さて?
こちらは自分が初めて現行フィットに試乗したときの感想を忖度なし・台本なしで素直に話している動画。直進安定性の高さ、リアタイヤの接地感の高さなどシャシー設計の良さに感心している様子をご覧いただけると思いますが、こうした素性のよさをホンダアクセスがどのように引き上げるのか興味津々なのでありました。
-----------------
精進します。


ホンダの純正アクセサリーを担うホンダアクセスが、独自のノウハウを投入して生み出してきたコンプリートカーが「Modulo X(モデューロエックス)」。その次なるモデルとして4代目フィットの開発が進められていることを示すムービーがYouTubeにて公開されております。
ホンダアクセスという別会社ではありますが、そのR&Dセクションは栃木のホンダ研究所内に置かれているほど、ホンダの施設を利用できる立場であり、この動画でも北海道にある高速テストコース鷹栖PG(プルービンググラウンド)で行われていると明らかにしているほど。アップダウンの激しい、高速ワインディングを模したというコースで、フィットModuloXの開発が進められていることはサムネイル画像で一目瞭然。
動画の概要欄にもあるように、2019年に撮影されたという、この開発風景に登場するのはModulo開発アドバイザー 土屋圭市氏、レーシングドライバー大津弘樹選手、そして現場でエアロパーツを成形したり、サスペンションをチューニングするホンダアクセススタッフ。そのスタッフのなかには、ホンダアクセスの走り味を決めているキーマンである福田正剛さん、湯沢峰司さんの顔も見受けられます。そして、個人的には、取材などでお会いしたことのある顔が確認できる開発風景には、これまでに聞いてきたModulo Xの開発ストーリーに噓偽りはなかったのだなと、この動画で再確認したのでした。
ちなみに、Modulo Xのコンセプトは、サスペンションと実効空力と呼ばれるエアロデバイスによってホンダアクセスの味つけにしようというもので、まさに実効空力を磨き上げている様子が、この動画から確認できますし、そのあたりのアピールが狙いであろうと思うところ。タイミング的にも、フィットModulo Xの登場は間近といったところでしょうか。
ところで、現行フィットにはMTの設定はなく、メインは2モーターハイブリッドということでスポーティな走りを期待するようなクルマではないと思うかもしれませんが、そもそもModulo XというのはN-BOXがその第一弾であったようにスポーツカーやスポーティグレードに設定するというものではなく、誰もが求める人気車にホンダアクセスの味つけをして、日常にドライビングファンを味わうことができるというのも商品企画の特徴。今回の映像からはフィットModulo Xのパワートレインがガソリンエンジンなのかハイブリッドなのかは不明ですが、いずれにしても骨太なフィットの走りを思い出せば、そのポテンシャルを引き出したModulo Xの走りに期待が高まるのでありますが、さて?
こちらは自分が初めて現行フィットに試乗したときの感想を忖度なし・台本なしで素直に話している動画。直進安定性の高さ、リアタイヤの接地感の高さなどシャシー設計の良さに感心している様子をご覧いただけると思いますが、こうした素性のよさをホンダアクセスがどのように引き上げるのか興味津々なのでありました。
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精進します。



