元F1ドライバーによるラリーテクニック。アクセルとブレーキのオーバーラップとアクセルオンのタイミングによる姿勢コントロール。左足ブレーキは必須テクニック



個人的にはまったく普段と変わらない生活を送っているのですが、世間的には正月休み(1月3日は最後の一日?)といったところでしょうか。そして、巣籠な正月を送っている”ドライビングオタク”の方には最高の暇つぶしになる動画が、「クルマで遊ぼう! 大井貴之のSports Driving Labo.」チャンネルにアップされておりました。

それが、こちらに貼った『ドライビングオタク用 特別編集 86CS R3』で、大井貴之さんの説明を引用すると次の通り。
元F1ドライバーで現役GT500ドライバーのヘイキ・コバライネン選手が86のR3マシンでアタックした超お宝の群サイ車載映像。
本気でドライビングを研究したい変態級ドライビングオタクのために、ペダル付きのオンボードを50%再生(スローモーション)で再編集。
ドライビングに興味がない人にとっては価値のない映像なので、観てから文句を言わないようにw
まさしくマニア向けの動画なのですが、左足ブレーキ派の自分にとって非常に興味深いものになっているのでした。そのポイントというのは……





ひとつ目の注目点は、 ブレーキとアクセル操作のオーバーラップ具合。通常、右足だけでアクセルとブレーキを操作するときには、ヒール・アンド・トゥを除くとブレーキを踏むときには必ずアクセル開度がゼロになっているわけですが、この動画でヘイキ・コバライネン選手の操作をみていると右足がアクセル全開から抜きつつ、左足はブレーキを踏み始めているのでした。つまりアクセルとブレーキがオーバーラップしているわけで、それによってどんな姿勢コントロールをしているのかは不明ながら、なんらかの意味があると考えるべきでしょうし、姿勢を安定させるのにこうしたドライビングが必須であれば、そこは研究する価値があるといえるでしょう。そして、アクセル&ブレーキをオーバーラップさせることに意味があるのであれば、左足ブレーキはマストのテクニックとなるわけです。さらに細かい話をするとオーバーラップ具合はシチュエーションによって異なっているのも注目すべきポイントでしょうか。

もうひとつの注目点が、アクセル全開のタイミング。自分の感覚的にはコーナーでクリッピングポイントを過ぎてステアリングを戻し始めるのに合わせてアクセルを開けていくという風に捉えていたのですが、ヘイキ・コバライネン選手のアクセル・オンのタイミングを見ていると、かなりステアリングを深く切った状態で全開にしていること。たとえば、2:00過ぎのシーンではステアリングを360度回した状態でアクセルをドンと踏んでいるのが確認できるはず。このあたり加速のためというよりは姿勢を作るためのアクセル操作であって、さらに左足ブレーキを併用することで姿勢を微調整しているという印象を受けたのでありました。

そのほか先入観を排して見てみると、かなりの気付きがありそうな動画で、考えながら見ていると半日は過ごせること請け合い。

ちなみに、大井貴之さんは昔からの知り合いではありますが、この動画紹介は勝手にやっていることであって頼まれたわけではございません。あくまでも個人的に面白いと思ったので紹介させていただいたのでした。

ぜひ、お楽しみください。

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精進します。

  




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