2人乗り、街乗り専用EVの価格は165万円から。2022年には一般向け販売も計画
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数年前から拙ブログでも注目している超小型EVという新カテゴリー。ついにトヨタが、そのカテゴリーに合致するニューモデル「C+pod」の市販開始!であります。といっても、当面は企業や自治体などフリートユーザー限定で、一般向け販売は2022年からとなっているのでした。



そのルックスは、2017年の東京モーターショーに出展された「TOYOTA Concept-愛i RIDE」の市販バージョンというべきもので、その意味では突然出てきた商品企画ではなくいろいろとリサーチした結果としてこのタイミングでの販売になったのでありましょう。おそらく先日発表したe-Pallet同様、トヨタの実験都市ウーブンシティでの活用を考えているからこそ、このタイミングでの発表となったのでは?





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なかなかにシンプルなインテリア、当然のように2人乗りなのですが、超小型EVの規格である60km/h以下、高速道路走行不可という条件からすると2人乗りで十分であろうというのは正直な印象。すでにEVを自宅で充電できるよう設備を整えている身としては、このクルマを日常的に使うのはまったく問題なく、かなりそそられる存在なのでありました。ちなみに、C+podは普通充電のみ対応ですが、想定される使われ方や総電力量9.06kWhのバッテリーから考えると200V普通充電ができれば十分でありましょう。

そして、このパッケージで思い出すのは日産の電気自動車「ハイパーミニ」。2人乗り・後輪駆動・リチウムイオン電池というパッケージは、まさに20年時代を先取りしていたと思うのでありました。

 

なお、C+podの外板は樹脂となっていて、上級グレードにはヴィヴィッドなボディカラーが用意されているというのも、ハイパーミニの商品企画の先進性を感じさせるところであります、ハイ。

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ただ、個人的に購入するとすればホイールキャップもなくスチールホイールむき出しで、ベタなホワイトボディのベーシック仕様のほうが、こうした超小型EVのコンセプトを表現しているような気がするのでした。見たところ、サイドウインドウはハンドパワーで開閉するタイプで、それもクルクルウインドウではなく、腕力でスライドさせるタイプのようですので……。それでも夜間歩行者対応のAEBは備わっているというのが、いまどきのモビリティという印象であります、ハイ。

最後に在りし日にハイパーミニに乗った時の思い出動画を貼っておきます。荒れた画質に当時を思い出していただければ幸いです(汗)



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精進します。

  




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