三菱エクリプスクロスがマイナーチェンジでエクステリアを一新。新設定プラグインハイブリッドはアウトランダーPHEVより50万円以上安いのが魅力

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すでにプロトタイプのメディア向け試乗イベントを開催していたので、目新しさはないのですが、完全に新しいルックスになった新型エクリプスクロスが正式発表。三菱自動車のデザインフィロソフィーである「ダイナミックシールド」を採用したニューフェイス、クロカン4WDの背面タイヤをモチーフとしたリアゲート意匠が示すアウトドア感が特徴といったところでしょうか。


 
メカニズム面では、従来モデルに用意されていたクリーンディーゼルが消え、新たにプラグインハイブリッドが採用されたのがニュース。そのシステムについては、2.4Lアトキンソンサイクルエンジンと前後駆動モーター、一充電消費電力量12.29kWh/回のリチウムイオン電池という組み合わせで、ほぼアウトランダーPHEVと同じスペックといえるもの(WLTCモードの各モードは微妙に異なります)。エクリプスクロスの車格を考えるとオーバースペックとも思えますが、いまの三菱自動車が複数のプラグインハイブリッドシステムを開発・生産するというのは難しいのも事実でありましょう。

ただ、同じシステムと考えるとエクリプスクロスPHEVにお買い得感あり。






アウトランダーPHEVの価格帯が436万4800円~529万4300円なのに対して、エクリプスクロスPHEVの価格帯は384万8900円~447万7000円となっているのでした。仕様違いもあるので単純比較はできませんが、いずれにしても「何がなんでも三菱自動車のプラグインハイブリッド車に乗りたい」というニーズに対して、400万円を切る価格で用意できたのは市場を拡大できそうな予感であります。



プラグインハイブリッドであればアウトドアでの電源としての活用できますから、単にゼロエミッション領域を持つクルマというだけでなく、レジャーユースとしてもSUVらしい価値を高めることができますので。もっとも、アウトランダーPHEVに対して、ハンドリングなどパフォーマンス面でのアドバンテージがエクリプスクロスPHEVの魅力というのがメーカーがアピールしているところ。そのあたり、試乗する機会があれば確認してみたいところであります。今月中には試乗できそうなので、そのあたりのレポートは各種WEBメディアへの寄稿記事や拙ブログ、YouTubeチャンネルでお伝えしていく予定であります、ご期待ください!

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個人的には、プラグインハイブリッド仕様が登場したことで、相対的に1.5リッターターボ車が割安に感じるようになったことで、エクリプスクロスを公道で見かける機会も増えそうな気もするのですが、さて?



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精進します。

  




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