パワートレインは未公開。スタイリングはシビックらしいタイムレス・デザイン

01 2022 Honda Civic Prototype-1200x800

先日のエントリで紹介したようにホンダ・シビックがプロトタイプを発表。かぞえて11代目となるシビックの外観が完全公開されております。10代目よりもコンサバでオーソドックスなセダンといった雰囲気ですが、それでいて一目でホンダのモデルとわかるスタイリングに仕上がっております。イメージカラーはソーラーフレア・パール。オレンジを使うというのは初代シビックRSにつながるものでヘリテージを感じさせますし、そのあたりもシビックらしさにつながっている要素といえそう。
The 11th-generation Civic draws inspiration from timeless elements of Honda design, including a low and wide stance, low beltline, clean and sophisticated detailing, and an open and airy cabin. The prototype model unveiled today presages the arrival of an all-new Civic lineup, beginning late spring 2021, with the launch of the Civic Sedan followed by the sporty and personal Civic Hatchback, performance-focused Civic Si, and the ultimate high-performance Civic: Type R.
さらに発表によると、セダンから始まる11代目シビックは最終的にハッチバックやSi、タイプRといったラインナップを実現するとのこと。これまで北米仕様にだけは用意されてきたクーペボディは明記されていないので消えてしまうのかもしれませんが……。





Exterior Design – Timeless Civic Values for the Modern Era
Interior – Classic Civic Design Boldly Reimagined


02 2022 Honda Civic Prototype-1200x800



そんな11代目シビックのデザインコンセプトを日本語に意訳すると、エクステリアは「シビックらしさの現代的解釈」、インテリアは「伝統的なシビックデザインを大胆に再発見」といったところでしょうか。

そしてエクステリアでいえば、10代目シビックのセダンと比べてトランクがしっかりと独立した感があって、そのオーソドックスで王道的な雰囲気が、2021年にシビックというブランドが持っている価値観にはマッチすると感じる次第。もはやヤンチャなホットハッチというブランドではなくなっている、とくに北米ではある種のスタンダードといえる存在なので、こうした手堅いスタイリングは正解だと思うのでありました。

09 2022 Honda Civic Prototype Interior Sketch-1200x675

インテリアについてはスケッチが公開されているのみですが、ダッシュボード上に大きめのタッチディスプレイ(9インチ)を配置して、インフォテイメントシステムとして機能させるというのは、たしかに今どきの機能性を感じさせますし、どこかごちゃごちゃしたイメージもあった現行シビックよりもシンプルで好感触というのが個人的感想。シフトレバーの脇にドリンクホルダーが配置されたコンソールのデザインも、車格が上がったように思えていい印象を受けるのですが、ボディサイズなどもワンクラス上にシフトしているのかどうか? 気になるところであります、ハイ。

-----------------
精進します。

  




人気ブログランキング