今回のマイナーチェンジでアブソルートに一本化されたオデッセイ。リフトアップシート仕様は非課税でお買い得?

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2020年11月5日、ホンダ・オデッセイがマイナーチェンジを発表、11月6日より発売開始となっております。さっそく新しくなったオデッセイを見てきたのですが、ここで注目したいのは福祉車両であるサイドリフトアップシート仕様。

リフトアップシートのシステム自体は従来からあるものですが、マイナーチェンジによってアブソルート仕様に一本化されたのに合わせて福祉車両もスポーティなアブソルートとなっているのは大きな変更点(従来は素のグレードがベースでした)。

ただし、e:HEVと呼ばれるハイブリッド仕様には設定されず、リフトアップシート仕様が選べるのは2.4リッターガソリンエンジン車のみとなっているのはe:HEVのスムースさや燃費を考えると、ちょっと残念ポイントかもしれません……。

 





とはいえ、リフトアップシート仕様のような福祉車両は車両価格に対して消費税非課税の対象となるので、ベースグレードと比べるとお買い得に見えたりするのは隠れたポイントとして知られているところ。

それぞれの価格はリンク先でご確認いただければと思いますが、ここで紹介しているサイドリフトアップシート車のメーカー希望小売価格は7人乗り仕様のFFで3,634,000円。ベースといえるアブソルートの7人乗り仕様は税込みで3,583,000円ですから、値引きを考慮しなければ価格差は51,000円。

5万円少々で、この電動リフトアップシートが備わると思うと、高齢の家族がいるような人であれば、サイドリフトアップシート車を選ぼうという気になるかもしれません。実際、下の動画を見ていただければわかるように、リフトアップシートの動きは滑らかでスマート。わかりづらいですが注目してほしいのは、車内に入る際に背もたれを少し寝かせて頭が車体を干渉しないようにしている点で、この手の車両開発の豊富な経験が活きているという印象を受けるのでした。



ちなみに、福祉車両で新車購入時に消費税が非課税となるのは車両本体だけでなく、ディーラーオプションやボディコーティングなど納車前に装着されたり、施されたりしたものも含めて非課税となるので、高価なカーナビを装着するなどオプション次第では非課税の旨味がもっと出てくるかもしれません。

ちなみに、今回のマイナーチェンジではインパネデザインが一新されておりますが、それに合わせてディーラーオプションのGathersナビも10インチの専用デザインに進化。そのお値段は税込み28万2543円ですから税抜きでいうと25万6858円。このように純正アクセサリーをつけていくと福祉車両のほうが結果的にリーズナブルになる可能性もあったりするのです。あまり大きな声で言う話ではないかもしれませんが、さて?

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精進します。

  




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