装備充実はうれしいポイントだけど、ベース車から28万円プラスは微妙かも?

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マツダのSUVラインナップにおける末弟「CX-3」に特別仕様車『アーバンドレッサー』が登場。人工皮革によるシート、スエード調人工皮革を多用したインパネなどゴージャスな雰囲気のキャビンに仕立てたほか、MRCC(マツダ・レーダークルーズコントロール・全車速対応型)や360°ビューモニター、シートヒーター、ステアリングヒーターなどを特別装備した一台となっております。

しかもベース車を15S Touringとすることで、価格を抑えているのも魅力。メーカー希望小売価格はFWDで227万1500円、4WDは250万1700円とコストパフォーマンスの良さげに感じるものなのでした。もっとも、ベースグレードに対して約25万円高になっておりますので、機能からすると割高な印象もあり。とはいえ、CX-3の1.5リッターガソリンエンジン車にはオプション設定さえ用意されていないMRCCが標準装備されるというのは、ロングツーリングの快適性とコストをバランスさせたいと考えているユーザーにとっては大きなアドバンテージというか、注目ポイントとなりそう。








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実際、以前CX-3 15S Touringに試乗した際に撮った動画でも、MRCC(一般名詞では「ACC」)が設定されていないことについて何度も言及しておりますが、いまや軽自動車であっても全車速対応ACCの設定が増えている時代ですから、コンパクトクラスとはいえSUVであれば備えてしかるべき装備・機能だと思いますので。

それはさておき、この特別仕様車専用のインテリアは画像で見ていると、たしかに25万円高の価値アリと思わせるもの。もともとソフトパッドを多用したインパネは、このクラスとしては立派な印象を受けるものですが、この絶妙の色使いによってそうした上質さをよりアピールしているように思うのでありました。このインテリアとMRCCの標準化に25万円以上の価値が見いだせるなら、損のない買い物となるのでは? と思ったりするのですが、さて?




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精進します。

  




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