メーカー希望小売価格は、498万円~503万円。フロントは1.3リッターターボと6速ATで、リアはモーターで駆動するパラレルハイブリッド

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おそらく欧州のCO2規制に対応すべく開発されたジープのプラグインハイブリッド「レネゲード 4×e」が、はやくも日本上陸。システム出力が異なるスペックの2グレード展開で、2020年11月28日より全国のジープディーラーで販売開始と発表されております。

先日、『国産&輸入 SUVのすべて』という本の取材で触れることができたので、そのサワリだけでもご紹介というのが、こちらの動画。外観をサラリと見るだけのものですが、プラグインハイブリッドには欠かせない充電口が左側のリアフェンダー付近にあって、SAE J1772の普通充電のみ対応となっているのが見て取れるはず。







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詳しくはリンク先のメーカー公式発表を見ていただいたほうが良いかと思いますが、大まかなプロフィールでいえば、フロントを1.3リッターターボエンジン+6ATで駆動。リアを60PS相当のモーターで駆動するという前後でわかれたパラレルハイブリッド。エンジンの最高出力はグレードによる131PSと179PSと異なり、それに合わせてハイブリッド燃費も変わってくるといったところ。バッテリー総電力量は11.4kWh、EV走行での航続距離は48km、その際の最高速は130km/hとアナウンスされております。



フロント・エンジン駆動、リア・モーター駆動というのは初期のハイブリッド向け教科書では典型的なパラレル式のスタイルとして紹介されていたアイデアですが、意外に量産車での採用例は少なく過去にPSA系で見たことがあるくらいのレアなメカニズム。そんなパラレルハイブリッドをベースにしたプラグイン(外部充電対応)仕様ということで、いくつか課題はあるかと思いますが、そのあたりについてはこちらの動画で考察しているので、お時間のある時にご覧いただければ幸いです。



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精進します。

  




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