ホンダらしさ満開の「FF最速」と「街なかベスト」。どちらも500万円の予算が必要?

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以前のエントリでもお伝えしたように、新型コロナウィルスの影響で発売延期となっていたシビック・タイプRが発売開始。FF最速をホームコースの鈴鹿サーキットで証明したシビックが正式発表されております。すでに完売している200台限定のリミテッドエディションは置いておくとして、カタログモデルのメーカー希望小売価格は4,752,000円。いまの日本市場では高すぎるという声もありましょうが、尖がったメーカーチューンのモデルと考えれば妥当な価格かもしれません。
ところで、この価格帯のホンダ車といえば先日試乗レポートをお伝えしたばかりの電気自動車(BEV)「Honda e」。標準車で451万円、Advanceグレードで495万円ですから、予算感だけでいえばシビック・タイプRと迷うことになりそうな予感も。

趣味性からいって真逆に思える2台ですが、「FF最速」とか「街なかベスト」とか一点集中的なコンセプトで作ったホンダ車には、どこか共通するテイストがあるのも事実。そして、ハンドリングの気持ちよさという点では共通性があるかもしれないと思ったりするのでもあります、ハイ。








というわけで、ホンダのホームページにて簡易見積もりを出してみると……予想通り、それぞれ乗り出し価格は500万円少々という結果に。

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あらためて並べてみると、11月登録を前提とした諸費用込みの乗り出し価格(値引きなしでの試算)は、シビック・タイプRが5,093,996円(エントリーナビ付き)、Honda e Advanceは5,051,360円。シビック・タイプRにはナビが付いていないので条件をあわせるためにディーラーオプションを追加したのと、BEVのほうが諸費用が半額程度で済むこともあって、車両価格では20万円近い差がある2台は乗り出し価格では、ほぼ並んでしまうのでありました。

さらにいうと、じつはHonda eのほうにはクリーンエネルギー車を対象としたCEV補助金があり。Advanceグレードの場合、補助金は168,000円となるので、実質的にはシビック・タイプRよりは安く買えるというわけ。いや、絶対的には高いんですけどね(汗)



ちなみに、ファミリーカー然としているのはHonda eのほうですが後席の広さでいえばシビック・タイプR有利かもしれませんが、だからなんだ? って話ですね……。

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精進します。

  




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