マニュアルトランスミッション、手引きのサイドブレーキ、ディープコーンステアリング……ピュアに走りを追い求めたスポーツカーにも追従クルーズコントロールを備える時代

ヘリテージ、オマージュ、リスペクト……表現はいろいろあるでしょうが、とにかく過去に積み重ねてきた価値を、あらためてまとめて整理したスタイリングを得た新型フェアレディZ。今回はプロトタイプの発表ということですが、アピアランスについては”完成形”ということで、この姿を公道で見ることができる日が楽しみになってくるのでありました。
とにかくロングノーズ・ショートデッキの古典的なフォルムは、半世紀以上の歴史を持つ車名だからこそ説得力を持つスタイル。コクピットについても、Z専用ディープコーンステアリング、手引きのサイドブレーキなどドリフト走行も楽しむ様子をイメージさせる仕上がりになっているのでした。そんな新型フェアレディZのステアリングホイールを見ていて気になったのが右スポーク部分のスイッチ類。

件のスイッチ類をクローズアップしてみれば、いかにもクルーズコントロールの操作系であり、車間距離を設定するボタンが確認できることからACC(追従クルーズコントロール)を備えていると予想できるもの。さすがにプロパイロットの青いボタンは確認できませんが、ACCが備わっているということはカメラやミリ波レーダーといったセンサーを搭載しているはずで、つまり2020年代のクルマとしては最低限求められるAEBなどの先進安全装備も備えていると考えるのが妥当。もっとも全高が低いクルマではカメラの性能を担保するのが難しい傾向にあるため、ミリ波レーダー主体のシステムになっていると予想するのでありますが、さて?

この後ろ姿からするとスタイリング優先で斜め後方の視界については多少犠牲になっているような気もしますが、そのあたりもリアバンパーコーナーにミリ波レーダーを埋め込むことでブラインドスポットのワーニングが可能という先進安全技術ありきで考えれば問題なしといえるわけで、先進安全装備がスタイリングの自由度を上げていて、そうしてS30オマージュのフォルムを実現できたという部分もありそう。そんな新型フェアレディZ、生で見る日が楽しみであります。果たして機会があるかは不明ですが……。
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精進します。



ヘリテージ、オマージュ、リスペクト……表現はいろいろあるでしょうが、とにかく過去に積み重ねてきた価値を、あらためてまとめて整理したスタイリングを得た新型フェアレディZ。今回はプロトタイプの発表ということですが、アピアランスについては”完成形”ということで、この姿を公道で見ることができる日が楽しみになってくるのでありました。
とにかくロングノーズ・ショートデッキの古典的なフォルムは、半世紀以上の歴史を持つ車名だからこそ説得力を持つスタイル。コクピットについても、Z専用ディープコーンステアリング、手引きのサイドブレーキなどドリフト走行も楽しむ様子をイメージさせる仕上がりになっているのでした。そんな新型フェアレディZのステアリングホイールを見ていて気になったのが右スポーク部分のスイッチ類。


件のスイッチ類をクローズアップしてみれば、いかにもクルーズコントロールの操作系であり、車間距離を設定するボタンが確認できることからACC(追従クルーズコントロール)を備えていると予想できるもの。さすがにプロパイロットの青いボタンは確認できませんが、ACCが備わっているということはカメラやミリ波レーダーといったセンサーを搭載しているはずで、つまり2020年代のクルマとしては最低限求められるAEBなどの先進安全装備も備えていると考えるのが妥当。もっとも全高が低いクルマではカメラの性能を担保するのが難しい傾向にあるため、ミリ波レーダー主体のシステムになっていると予想するのでありますが、さて?

この後ろ姿からするとスタイリング優先で斜め後方の視界については多少犠牲になっているような気もしますが、そのあたりもリアバンパーコーナーにミリ波レーダーを埋め込むことでブラインドスポットのワーニングが可能という先進安全技術ありきで考えれば問題なしといえるわけで、先進安全装備がスタイリングの自由度を上げていて、そうしてS30オマージュのフォルムを実現できたという部分もありそう。そんな新型フェアレディZ、生で見る日が楽しみであります。果たして機会があるかは不明ですが……。
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精進します。



