ルノースポールを縮小して、アルピーヌの守備範囲を拡大する未来が見える!

r6funzx87e-phpeddjbo

イタリアGPの決勝直前、ルノーから2021年シーズンに向けてチーム名称変更の発表あり。これまでルノーDPワールドF1チームとして運営してきましたが、アルピーヌF1チームになるのだとか。

パワーユニットの名称は「Renault E-TECH hybrid」ということなので、ルノーが完全になくなるわけではなく、ルノーの中にスポーツブランドとして「アルピーヌ」があるといったポジションを明確に示す名称変更で、アルピーヌ・ブランドを強化する狙いがあるのは明らか。そういえば、アライアンスを組んでいる日産も新しい商品計画ではスポーツカーを重視すると発表していましたが、なにか似たような方向性のブランディングを感じてしまうのは気のせいでしょうか。

さらに気になるのはルノー・ブランドの中にアルピーヌとルノースポールが並び立つことで、ブランド価値が分散することになりますし、ブランドのリーダーとしてリソースを集中することがスマートであることを考えると、ルノースポールをアルピーヌに吸収させて整理するのではな? などと思ったりするわけです。






ところで、イタリアGPといえばホンダのパワーユニットを搭載しているアルファタウリ(こちらも2020年からの新名称)が初優勝。名称変更前のトロロッソ時代の勝利も2008年なので、チームの公式Twitterによれば4371日ぶりの勝利なのだとか。なにしろレッドブルのBチームですから基本的にチャンピオンを狙うチームではないので、それも当然といえば当然なのですが……。


そもそも、アルファタウリについてはチームの名称変更に、本業でのブランド価値の創出を狙っていただけに、今回の勝利はビジネス的には非常に意味があるのだろうなと思ったりするのですが、さて?



-----------------
精進します。

  




人気ブログランキング