ヤリスクロスのガソリン車は1.5リッター3気筒エンジン。5月に追加設定されたマツダCX-3の1.5ガソリン車と比べてみるとちょっと高かった!

ハイブリッドでライバル(ホンダ・ヴェゼルや日産キックス)と比較すると、価格も安く燃費が優秀といった具合にコストパフォーマンスが際立つトヨタの新型SUV「ヤリスクロス」。
そのラインナップにはガソリン車もあるわけで、コンパクトSUVのライバルとしてマツダCX-3と比べてみることに。というのも、CX-3には2020年5月の商品改良で1.5リッターガソリンエンジン車が追加されているから。さすがに何年も前のモデルと最新車を比べるのはアンフェアに思えますが、追加設定とはいえ登場して3か月ほどのCX-3 1.5であればフレッシュさでもいい勝負となりそうですので。
というわけで、ひとまず気になるスペックを並べてみたのがこちら。
エンジンスペックは3気筒のヤリスクロスが少々上回っていますが、逆に4気筒エンジンのCX-3のほうが数千円ですがメーカー希望小売価格は安いのでした。また、車両重量で100kg異なるのは気になりますし、その違いが燃費性能にも影響している部分はあるのでしょうが、一方で全高をみるとCX-3は1550mmでいわゆる多くの立体駐車場に対応したサイズなのはアドバンテージといえそう。
装備面でも両車ディスプレイオーディオは標準装備でありますし、 どちらも電動パーキングブレーキも備えておりますから互角に見えますが……。じつはCX-3の1.5リッター車にはACCがメーカーオプションでも装着できない(ヤリスクロスにはBパッケージを除いて全車に標準装備)というのは利便性という点で大きく差をつけられているポイント。はっきりいって、この一点だけで数千円の違いが逆転されてしまうほどの商品力の差があるといえましょう。
ほとんど同価格でパフォーマンス面で似ている部分が多い、ヤリスクロスとCX-3の1.5リッターガソリン車ですが、ADAS機能の違いを考えると圧倒的にヤリスクロスがおすすめ。立体駐車場の関係で全高1550mm以下の縛りがあるならCX-3一択というのが、この2台比較の結論といえそう。
ちなみに、ヤリスクロスの「X Bパッケージ」グレードはAEBも含めたトヨタセーフティセンスがまったく装備されない特殊用途向けの仕様と考えるべきで、こうした比較する場合には不適切と考えたので、あえて外しております、あしからず。
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精進します。



ハイブリッドでライバル(ホンダ・ヴェゼルや日産キックス)と比較すると、価格も安く燃費が優秀といった具合にコストパフォーマンスが際立つトヨタの新型SUV「ヤリスクロス」。
そのラインナップにはガソリン車もあるわけで、コンパクトSUVのライバルとしてマツダCX-3と比べてみることに。というのも、CX-3には2020年5月の商品改良で1.5リッターガソリンエンジン車が追加されているから。さすがに何年も前のモデルと最新車を比べるのはアンフェアに思えますが、追加設定とはいえ登場して3か月ほどのCX-3 1.5であればフレッシュさでもいい勝負となりそうですので。
というわけで、ひとまず気になるスペックを並べてみたのがこちら。
エンジンスペックは3気筒のヤリスクロスが少々上回っていますが、逆に4気筒エンジンのCX-3のほうが数千円ですがメーカー希望小売価格は安いのでした。また、車両重量で100kg異なるのは気になりますし、その違いが燃費性能にも影響している部分はあるのでしょうが、一方で全高をみるとCX-3は1550mmでいわゆる多くの立体駐車場に対応したサイズなのはアドバンテージといえそう。
装備面でも両車ディスプレイオーディオは標準装備でありますし、 どちらも電動パーキングブレーキも備えておりますから互角に見えますが……。じつはCX-3の1.5リッター車にはACCがメーカーオプションでも装着できない(ヤリスクロスにはBパッケージを除いて全車に標準装備)というのは利便性という点で大きく差をつけられているポイント。はっきりいって、この一点だけで数千円の違いが逆転されてしまうほどの商品力の差があるといえましょう。
ほとんど同価格でパフォーマンス面で似ている部分が多い、ヤリスクロスとCX-3の1.5リッターガソリン車ですが、ADAS機能の違いを考えると圧倒的にヤリスクロスがおすすめ。立体駐車場の関係で全高1550mm以下の縛りがあるならCX-3一択というのが、この2台比較の結論といえそう。
ちなみに、ヤリスクロスの「X Bパッケージ」グレードはAEBも含めたトヨタセーフティセンスがまったく装備されない特殊用途向けの仕様と考えるべきで、こうした比較する場合には不適切と考えたので、あえて外しております、あしからず。
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精進します。



