6つの要素の組み合わせは300通り以上。ハンドリングにはAWD制御の影響大

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SUBARUから新型レヴォーグが発売間近。2020年8月20日より全国の販売店にて先行予約がはじまるということで、新型レヴォーグ(プロトタイプ)の記事公開できるタイミングとなりました。

新型レヴォーグを見た感じではキープコンセプトですが、プラットフォームからパワーユニットまで完全新設計の意欲作。コアテクノロジーである「アイサイト」についても準天頂衛星や3D高精度地図データを利用した「アイサイトX」をオプション設定するなど大きく進化しているのでありました。

そして外観は従来路線ながら、「アイサイトX」装着車では、インテリアでも12.3インチのフル液晶メーターや、11.6インチの縦長インフォメーションディスプレイ(ナビ画面)を採用するなど要素としては現代的になっているのも注目。さらにテールゲートのSUBARUエンブレム(六連星)にスマートキーを持ったまま手をかざすとゲートが開くという新アイデアも盛り込まれていたりするのでした。

とにかくトピックスが多すぎて、どこかに話を絞らないとその魅力が伝わらないとさえ思えてしまう新型レヴォーグ。プロトタイプに試乗した中で、是非とも伝えたいと感じたのが「STI Sport」グレードに搭載される新機能「ドライブモードセレクト」なのでした。



パワーユニット、サスペンション、ステアリング、AWD制御、エアコン、アイサイトという6つの要素において、それぞれ2~3通りのモード(ノーマルやスポーツ、ダイナミックなど)が用意され、その組み合わせによって走りが”キャラ変”するという機能で、プリセットとしてはコンフォート/ノーマル/スポーツ/スポーツ+の4モードがあり、さらにインディビデュアルとして自在にセッティングすることも可能というのが「ドライブモードセレクト」の内容。

こちらの動画では、そうしたドライブモードによる走りの違いを確認しようと、特設コースにて切り替えながら走っております。前提としてどんなコースかといえば、試験路にパイロンで作ったコースで、スタートして最初にレーンチェンジを行ない、そのまま定常円を半円分くらい旋回、そのあとにオフセットスラロームがあって、最後は悪路を模した段差のある道を走るというもの。今回、路面にブラックマークをつけるのがNGということでスキール音を立てないレベルで走るように指示があったので、限界走行ではありませんが、逆にいうと一般道でモード切り替えの効果が体感できるかどうかを確認するいい機会となったのでした。



13分ほど、とにかくインカー動画が続きますが、その内容を整理すると、まずはコンフォートモードにて走行。つづいてノーマルモード、スポーツ+と走って差を感じるというのが最初の3分。そこから、あらためてコンフォートで走ってスポーツ+との違いを再確認。そして、4分30秒あたりからはうっかり忘れていたスポーツモードを試すという具合。おおよそ一回の走行が1分程度となっております。

6分あたりでは、好みでセットできるというインディビデュアルモードを試していますが、まずはメーカーがセットした状態を確認。動画の中ではアクセルの反応が過敏で違和感と話していますが、おそらくパワーユニットがS#なのに対して、サスペンションがノーマルということでアクセルのオン/オフとピッチングの感じがアンマッチと感じたからでしょう。パワーユニットがS#、サスペンションがスポーツとなるスポーツ+モードではそうしたアンマッチ感がなかったので、サスペンションとパワーユニットの組み合わせには相性がありそう。そのくらい明確に違うということでもあります。

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その意味でいえば、動画の1分45秒あたり、ノーマルモードでオフセットスラロームを走っているときに「アクセルの反応が(コンフォートに対して)変わった」ような気がすると言っているのも似た話。パワーユニットの設定としては、コンフォート、ノーマルともSIドライブが「i」となっているのですが、サスペンションのモードが異なることでアクセルで作る挙動が異なるといった意味合いであります。さらに動画の後半ではもう少しペースを上げていたりするのですが、その領域になると姿勢制御系やトラクションコントロール系の働き方が変わってきたのも感じたので、パワーユニットのモードが同じだからといって、そのほかの要素が異なると違うキャラを見せてくる面もありそうと感じたのでした。

なお、動画の中では7分近辺から話していますが、プリセットされた4モードでの各項目の内容は次の通り。ノーマルとスポーツについてはパワーユニットが違う程度にしか見えませんが、前述のように一か所の違いが他にも影響するので、設定の違い以上に走りの変化を感じるはず。

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そして、個人的にこの6要素の中でもっともハンドリングに影響していると感じたのがAWD制御。8分40秒からのシーンでは、AWDをスポーツとノーマルに切り替えてその違いを確認しておりますが、アクセルを踏んでいったときに駆動力を旋回につなげるかどうかが大きな違い。AWDをスポーツにするとリアの駆動力によってヨーを増幅しつつ、フロント駆動で収束させるイメージという感じであります。

動画の最後11分からは新型レヴォーグSTI Sportのスポーティドライブにおける理想形といえる「スポーツ+」の走りを満喫。最後のアタック(?)では定常円旋回においてブレーキを残し気味に進入することでリアを出そうと試みたのですが、なんとなくそうした挙動が出そうな雰囲気は伝わりましたでしょうか(汗)


最後に自分の感じた肝になる部分の話。ドライブモードセレクトの要素としては入っていませんが、おそらくVDC(ビークルダイナミクスコントロール≒横滑り防止装置)によるサポートがずいぶんと効いているようで、走行スピードに対してリアブレーキを酷使している印象がありましたが、さて?

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精進します。

  




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