三菱自動車が直近3年間の商品戦略を発表。アウトランダーPHEVのフルモデルチェンジは2022年度

2020-07-27 (2)

三菱自動車が2020年度第1四半期決算および2020年度業績見通しを発表、上の画像はそのプレゼンテーション資料の21ページですが、今後の戦略として三菱自動車のコアテクノロジーであるPHEV(プラグインハイブリッド)を軸に電動車両に注力するという内容になっております。

より具体的にいえば、2020年度にエクリプスクロスPHEVをデビューさせ、2022年にはアウトランダーPHEVをフルモデルチェンジするという計画。アウトランダーPHEVについては三菱自動車が中心になって開発した上で、ルノー日産三菱アライアンスの中で横展開する予定となっているのでした。つまりアウトランダーPHEVの顔違いのモデルが日産とルノーから登場するというわけで、そのあたりも気になるところ。さらにアライアンス関係でいえば、2022年以降に日産と軽EVの開発を検討するという表記があるのも気になる情報でありましょうか。



 



そして偶然にも、トヨタのRAV4 PHVが売れすぎてプラグインハイブリッドのSUVへのニーズが市場に渦巻いているタイミングで、新たなるプラグインハイブリッドSUVの登場となれば、注目度が高まること請け合い。つまり、エクリプスクロスPHEVは好スタートを約束されたも同然…となりますかどうか。


いずれにしてもトヨタが市場を耕してくれた(?)好機を逃さず、エクリプスクロスPHEVが市場での存在感を示せるかどうかは、2020年度の要注目事項といえるのでは? 個人的にもエクリプスクロスのハンドリングには良い印象を持っておりますし、市場でもっと評価されてしかるべき部分もあると感じておりますので、プラグインハイブリッド化によって再評価されるかどうかも気になるところだったり。

エクリプスクロスのプラグインハイブリッドシステムが新世代になるのか、アウトランダーPHEVの発展形なのかも気になるところなのですが、さて?






こちらはガソリンエンジンのエクリプスクロスと2.0リッターエンジン時代のアウトランダーPHEVの試乗動画、参考になれば幸いです、ハイ。

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精進します。

  




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