新型ローグ(日本名:エクストレイル)のADASは「プロパイロットアシストwithナビリンク」に進化した

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北米日産が新型SUV「ローグ」を発表。これすなわち、日本では次期エクストレイルになるであろうということで、苦境の日産を救うモデルになるかどうか注目を集めております。

個人的にも、このブログでエントリをあげたほか、WEBメディアでもいくつか新型ローグ(エクストレイル)絡みのコラムを書かせていただきましたが、フルデジタルメーターや新しいエレクトリックシフトなどの進化は、いわゆる電子プラットフォームと呼ばれる領域でのバージョンアップを予感させるもの。電子制御系でいえば、とくにナビ連携「プロパイロット」の進化に注目なのでありました。

 








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北米では「プロパイロットアシストwithナビリンク」と呼ばれるADAS(先進運転支援システム)は、ミリ波レーダーと単眼カメラをセンサーに使うもので、おそらく基本的な制御の精度も上がっていると思われますが、とくに日産がアピールしているのが、以下の3点。
  • ルート設定などに応じた速度調整
  • 停止から30秒以内であれば再発進可能
  • 制限速度標識に対応した速度の自動設定
進化したプロパイロットについては、こちらのインフォグラフィックがわかりやすいのですが、上記3点のほか、ヘッドアップディスプレイやデジタルメーターを利用した情報表示、またブレーキング、操舵といった基本面での性能アップもアピールポイントとなっております。

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いずれにしても、こうした進化はエクストレイルだけに限定されるものではなく、次世代プロパイロットのスタンダード機能として横展開するのは間違いないところ。従来のプロパイロットは単眼カメラのみでしたから、ひとまずはミリ波レーダーと単眼カメラを併用しているプロパイロットに進化するのでしょうし、こうした機能を随時アップデートしていくのだと思うところ。

クルマが売れず、経営的に非常に厳しい日産自動車ですが、そうしてプロパイロットを妥協なく進化させていくことがブランド価値を高めるポイントになるのでは、と思ったりするのでした。

そして、こちらの動画でも言っていますが、新型ローグ(エクストレイル)に採用するプロパイロットは通称「プロパイロット1.5」と呼ばれるようになるのでは、とも予測するわけですが、さて?





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精進します。

  




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