MAZDA3、選べるパワートレインはSKYACTIV-G 1.5、SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-D 1.8、SKYACTIV-Xの4種類

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 MAZDA3 SEDAN 100周年特別記念車(2WD車)

マツダからテクノロジー的、アーキテクチャー的にいうと同社の中心的モデルであるMAZDA3にバリエーション追加の発表。これまでハッチバックにしか用意されていなかった1.5リッターガソリンエンジン「SKTACTIV-G 1.5」が、セダンにも設定されたとのこと。

日本市場では自動車税が500ccごとに税額がアップする仕組みなので、その意味では1.5リッターというのは商品力アップにつながりそう。ちなみに、いま新車で買うという条件であれば、1,000cc超1,500cc以下:30,500円、1,500cc超2,000cc以下:36,000円の自動車税が基本となっております。

というわけで維持費の面では1.5リッターエンジンの設定というのは商品力アップにつながりそう。








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 MAZDA3 SEDAN 15S Touring(2WD車)

とはいえ、燃費性能については従来から設定される2.0リッターエンジンと比べて、排気量ほどの差は出ていないというのが正直な印象であります。

MAZDA3 WLTCモード燃費 比較(2WD・6AT)
1.5ガソリン2.0セダン
WLTCモード16.6km/L15.8km/L
 市街地13.7km/L12.0km/L
 郊外16.5km/L16.0km/L
 高速道路18.4km/L18.2km/L

こちらに比較できるようまとめてみましたが、このくらいのモード燃費の違いであればリアルワールドでの燃費は変わらないでしょうし、乗り方次第で2.0リッターのほうが勝る結果になることも予想されるスペックといえそう。その意味でも、前述した自動車税の違いが、セダンに追加された1.5リッターエンジン最大のセールスポイントでしょうか。

いずれにしても、自動車の需要はすぐに回復しないであろうと思えるくらい経済的に冷え込んでしまっているわけで。いくらソーシャルディスタンス的な視点からマイカー回帰のマインドが高まっているとはいえ、販売面において車種追加の効果が現れるまで時間はかかるでしょうが、さて?



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精進します。

  




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