三菱のコンパクトカー「ミラージュ」がビッグマイナーチェンジ。パワートレインの隠れた進化も気になる
三菱ミラージュがビッグマイナーチェンジを受けて、現行三菱車に共通するダイナミックシールド顔に変身。さらにAEBについてもカメラとレーザーを併用したシステムとなることで、車両・歩行者ともに検知できるタイプへと進化しております。
200km/hまで刻まれた速度計が示すようにタイで生産される輸入車というのは変わりませんし、パワートレインやシャシー系についてもとくに変更は公表されておりません。
が、エクステリアの変更に伴うブラッシュアップがゼロとは思えず、多少なりとも比較すると進化しているのでは? と思わせるのは、AEBに進化によって電子プラットフォームがバージョンアップしているであろうことが予想できるから。排ガス・燃費測定モードもWLTC対応していますから、まったく手つかずとは思えませんので。
ちなみにWLTCモード燃費は20.0km/L。コンパクトカーとしては物足りない感もありますが、ほとんど飛び道具を使っていない素の1.2リッター車と考えると「まあ、こんなものかな」といった印象ではあります。むしろ、いまのトレンドは燃費より先進安全装備なので、商品力を上げたといえるでしょうか。もっとも、それは比較の土俵にあがれるようになったというレベルに過ぎないともいえますが……。
それでもベーシックグレードで143万2200円、上級グレードで156万9700円というメーカー希望小売価格は、高価格帯にシフトしている軽自動車のカウンターとして、既存ユーザーの受け皿になりえるわけで、AEBの進化というのはそうしたユーザー層においては十分なものといえるのかもしれません。








メーターパネルはカーボン調としてブラッシュアップしているのですが、アナログが基本のデザイン(ディスプレイも白黒仕様)はさすがに古さを感じさせるのは事実。ここを変えるのはかなり難しいのは理解できますが、逆にいえばメーターパネルを新造すれば、もう5年は第一線で戦えるコンパクトカーになったのでは? と思ったりするのでありました(汗)
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精進します。


三菱ミラージュがビッグマイナーチェンジを受けて、現行三菱車に共通するダイナミックシールド顔に変身。さらにAEBについてもカメラとレーザーを併用したシステムとなることで、車両・歩行者ともに検知できるタイプへと進化しております。
衝突被害軽減ブレーキは、前方車両に対しては自車速が約5~80km/h、歩行者に対しては自車速が約5~65km/hのときに作動します。ACCがつかないのは残念ともいえますが、交通事故の減少につながる運転支援システムとしては2020年基準でいえば最低限のレベルはクリアする能力を得たといえるのでは?
200km/hまで刻まれた速度計が示すようにタイで生産される輸入車というのは変わりませんし、パワートレインやシャシー系についてもとくに変更は公表されておりません。
が、エクステリアの変更に伴うブラッシュアップがゼロとは思えず、多少なりとも比較すると進化しているのでは? と思わせるのは、AEBに進化によって電子プラットフォームがバージョンアップしているであろうことが予想できるから。排ガス・燃費測定モードもWLTC対応していますから、まったく手つかずとは思えませんので。
ちなみにWLTCモード燃費は20.0km/L。コンパクトカーとしては物足りない感もありますが、ほとんど飛び道具を使っていない素の1.2リッター車と考えると「まあ、こんなものかな」といった印象ではあります。むしろ、いまのトレンドは燃費より先進安全装備なので、商品力を上げたといえるでしょうか。もっとも、それは比較の土俵にあがれるようになったというレベルに過ぎないともいえますが……。
それでもベーシックグレードで143万2200円、上級グレードで156万9700円というメーカー希望小売価格は、高価格帯にシフトしている軽自動車のカウンターとして、既存ユーザーの受け皿になりえるわけで、AEBの進化というのはそうしたユーザー層においては十分なものといえるのかもしれません。








メーターパネルはカーボン調としてブラッシュアップしているのですが、アナログが基本のデザイン(ディスプレイも白黒仕様)はさすがに古さを感じさせるのは事実。ここを変えるのはかなり難しいのは理解できますが、逆にいえばメーターパネルを新造すれば、もう5年は第一線で戦えるコンパクトカーになったのでは? と思ったりするのでありました(汗)
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精進します。










