2020年3月の販売実績は、ダイハツ・コペンが247台、トヨタGRコペンが237台

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毎月発表される自動車の通称名別販売実績を見る際、どうしても売れているクルマに注目しがちですが、軽自動車の発表で毎月のようにチェックしているのはS660とコペンの販売状況。

とはいえ、コペンはGR SPORTをトヨタで売っていることもあって販売チャネル的には比較対象にならないほど有利な状況にあるわけで、このところコペンのほうが売れている状況が続いております。



具体的に、2020年3月の実績でいえばコペンはダイハツとトヨタの合計で484台。一方、S660は285台と、ダブルスコアではありませんが、だいぶ差がついてしまったなあと感じる販売状況になっているのでありました。


それにしても、トヨタではGR SPORTだけの扱いなわけで、240万円前後という価格設定のGR SPORTがこれほど売れているというのは驚きでは?

もっとも、専用エクステリア、レカロシート、BBSホイール、各部のボディ補強、LSD(MTのみ)などなどの装備を考えると、バーゲンプライスとまでは言わないまでも、かなーりお買い得感のある価格でありまして、売れているのも納得。それだけの商品力を持っていると感じる次第。

先進安全装備がついていないのも、いまの段階でターゲットユーザー層を考えると、さほどネガではないでしょうし、かえってピュアスポーツ的なイメージアップにつながっているかもしれません……。



さらにいえばS660はミッドシップというレイアウトによってピュアスポーツ度を高めているわけですが、そのためにラゲッジスペースが皆無となっているのに対して、コペンの場合は電動ハードトップを収める関係からクローズド状態であればゴルフバッグも入ってしまうほどのトランクスペースを持っております。このあたり、スポーツ度には関係ないのですが、なんだかんだいってユーザーにとってはポジティブに感じるところかも?

いずれにしてもオープンドライブを気持ちよく楽しめる社会情勢になってほしいものです、ハイ。

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精進します。

  




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