エンジン車の未来はけっして明るくない。だからこそ、今のうちにエンジンを味わっておきたい
先日「東名高速を電気自動車リーフで走りながらエンジン車の未来に思いをはせてみた」のですが、結論からいえば、内燃機関を積んだクルマはなくなるだろうというのが現時点での未来予測。この動画の中では化石燃料を燃やすのであればエンジンよりも発電所で使ったほうが熱効率がいい(使う化石燃料の種類が異なるので比較するのはおかしい面がありますが)といいましたが、それ以外にも環境問題に対するポピュリズム的マインドの広がりなどから排ガスを出す乗り物全般の未来は明るくはないだろうと思うのでありました。
なお、動画のほうの説明欄にも書いてありますが、”今回の話題において、覚えておきたい用語集”であります。よろしければ、お目通しをお願いいたします。
さて、エンジンと発電所における熱効率の話ですが、自動車用エンジンの場合はその軸出力としての最大熱効率でガソリンエンジンでは41%あたりが市販車の最高レベル(トヨタとホンダはほぼ公表していますが、マツダは非公表主義なので不明)。一方で、発電所の場合は最新方式であれば設計熱効率で61%に達しているのでありました。
もっとも電気自動車とエンジン車を比べるとなれば、前者では送電ロス、充電ロスなどを考慮しないといけませんし、エンジン車ならトランスミッションによるロスなども考慮しないといけないので、より複雑な要素が入ってくるのでありますが。
さてさて、大きな流れとしてエンジン車がなくなるだろうというのは、自分の理想ではなく、これまで見聞きしてきた情勢から予測している未来の話。エンジン車の魅力を否定するものではありません。むしろ、エンジン車を堂々と味わっていられる時代が長くないと思っているからこそ、いまを精一杯楽しみたいと思うのでありました。
2019年になって大型二輪の運転免許を取得したのはその一環。実際には原付二種のオートバイでトコトコ走っているだけですが、エンジンをコントロールする難しさや充実感を味わうには今しかないと思っているのであります。とくに二輪については自動運転という問題もあって、将来的に排除される可能性もうっすら感じておりますので……。
四輪についても、純粋なエンジンだけで走るスポーツカーを乗り回せるのは、自分自身の年齢からしても最後のタイミングかもしれないと思ってみたり。そんなわけで中古車情報を眺めている今日この頃です(汗)
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精進します。


先日「東名高速を電気自動車リーフで走りながらエンジン車の未来に思いをはせてみた」のですが、結論からいえば、内燃機関を積んだクルマはなくなるだろうというのが現時点での未来予測。この動画の中では化石燃料を燃やすのであればエンジンよりも発電所で使ったほうが熱効率がいい(使う化石燃料の種類が異なるので比較するのはおかしい面がありますが)といいましたが、それ以外にも環境問題に対するポピュリズム的マインドの広がりなどから排ガスを出す乗り物全般の未来は明るくはないだろうと思うのでありました。
なお、動画のほうの説明欄にも書いてありますが、”今回の話題において、覚えておきたい用語集”であります。よろしければ、お目通しをお願いいたします。
Well to Wheel:油田からクルマを動かすまでを考慮したCO2排出量の計算方法Life Cycle Assessment (LCA):製造から廃棄(リサイクル)までを考慮した環境負荷の考え方CCS(Carbon dioxide Capture and Storage):二酸化炭素回収・貯留技術CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage):CCSで分離・貯留したCO2を利用することPM(Particulate matter):マイクロメーターサイズの粒子状物質NOx:窒素酸化物、光化学スモッグの要因
さて、エンジンと発電所における熱効率の話ですが、自動車用エンジンの場合はその軸出力としての最大熱効率でガソリンエンジンでは41%あたりが市販車の最高レベル(トヨタとホンダはほぼ公表していますが、マツダは非公表主義なので不明)。一方で、発電所の場合は最新方式であれば設計熱効率で61%に達しているのでありました。
もっとも電気自動車とエンジン車を比べるとなれば、前者では送電ロス、充電ロスなどを考慮しないといけませんし、エンジン車ならトランスミッションによるロスなども考慮しないといけないので、より複雑な要素が入ってくるのでありますが。
さてさて、大きな流れとしてエンジン車がなくなるだろうというのは、自分の理想ではなく、これまで見聞きしてきた情勢から予測している未来の話。エンジン車の魅力を否定するものではありません。むしろ、エンジン車を堂々と味わっていられる時代が長くないと思っているからこそ、いまを精一杯楽しみたいと思うのでありました。
2019年になって大型二輪の運転免許を取得したのはその一環。実際には原付二種のオートバイでトコトコ走っているだけですが、エンジンをコントロールする難しさや充実感を味わうには今しかないと思っているのであります。とくに二輪については自動運転という問題もあって、将来的に排除される可能性もうっすら感じておりますので……。
四輪についても、純粋なエンジンだけで走るスポーツカーを乗り回せるのは、自分自身の年齢からしても最後のタイミングかもしれないと思ってみたり。そんなわけで中古車情報を眺めている今日この頃です(汗)
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精進します。



