クルーズコントロール(ACC)をセットした走行でも微妙な違いによってエンジン回転数は変化。当然、瞬間燃費も大きく動いている
先日、ホンダ・フリード+でACCを80km/hにセットして高速巡行しているとき、ほぼ定速走行しているはずなのに瞬間燃費計がけっこう動いているのに気付き、ダッシュボード上にカメラを置いて瞬間燃費計とタコメーターの動きを撮影したのがコチラの動画。
追従状態なので多少の速度変化はあるわけですが、それよりも登坂になっているのかどうかなど道路状況の変化のほうが影響が大きいようで、速度を保つために微妙にエンジン回転が変化しているのが確認できます(構造的にいうとCVTの変速比を動かしているという状態)。
このクルマはマイナーチェンジ前の個体ですが、マイナーチェンジ後(パワートレインの基本は共通)のWLTCモード燃費を見てみると高速走行モードの燃費は18.9km/L。たしかに燃費計の表示は20km/Lあたりを中心に動いているのが確認できるでしょうか。
エンジン回転が微妙に上がって加速状態になると10km/L近くまで燃費計は動きますし、おそらくコースティングに近い制御をしているであろう瞬間には燃費計の表示はマックスの40km/Lに達しており、燃料噴射を止めていることが予想できるのでした。
わずか40秒の動画でも、これほど細かく制御しているのが確認できるのですから、もし同様のアクセルワークを右足でやろうとするとかなり難易度が高いのは自明。ハイテクニックの持ち主かつ集中力が続くのであれば別ですが、多くのドライバーは機械任せのほうが燃費には有利なのだろうな、と思うのでありました。
それにしても、個人的には「21世紀のZCエンジン」と思っているDOHCヘッドのL15Bエンジンは、中間トルクの出方が豊かで、そこそこ回しても面白いユニットなのですが、こうして高速巡行しているときは1200~1400rpmほどで走ってしまうのです。1980年代の1.5リッターエンジンにこれほどのフレキシビリティはなかったように記憶しているので、あらためてエンジン制御の進化に感嘆であります、ハイ。
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精進します。


先日、ホンダ・フリード+でACCを80km/hにセットして高速巡行しているとき、ほぼ定速走行しているはずなのに瞬間燃費計がけっこう動いているのに気付き、ダッシュボード上にカメラを置いて瞬間燃費計とタコメーターの動きを撮影したのがコチラの動画。
追従状態なので多少の速度変化はあるわけですが、それよりも登坂になっているのかどうかなど道路状況の変化のほうが影響が大きいようで、速度を保つために微妙にエンジン回転が変化しているのが確認できます(構造的にいうとCVTの変速比を動かしているという状態)。
このクルマはマイナーチェンジ前の個体ですが、マイナーチェンジ後(パワートレインの基本は共通)のWLTCモード燃費を見てみると高速走行モードの燃費は18.9km/L。たしかに燃費計の表示は20km/Lあたりを中心に動いているのが確認できるでしょうか。
エンジン回転が微妙に上がって加速状態になると10km/L近くまで燃費計は動きますし、おそらくコースティングに近い制御をしているであろう瞬間には燃費計の表示はマックスの40km/Lに達しており、燃料噴射を止めていることが予想できるのでした。
わずか40秒の動画でも、これほど細かく制御しているのが確認できるのですから、もし同様のアクセルワークを右足でやろうとするとかなり難易度が高いのは自明。ハイテクニックの持ち主かつ集中力が続くのであれば別ですが、多くのドライバーは機械任せのほうが燃費には有利なのだろうな、と思うのでありました。
それにしても、個人的には「21世紀のZCエンジン」と思っているDOHCヘッドのL15Bエンジンは、中間トルクの出方が豊かで、そこそこ回しても面白いユニットなのですが、こうして高速巡行しているときは1200~1400rpmほどで走ってしまうのです。1980年代の1.5リッターエンジンにこれほどのフレキシビリティはなかったように記憶しているので、あらためてエンジン制御の進化に感嘆であります、ハイ。
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精進します。



