SUVテイストを強めた新グレードの追加設定、AEBはステレオカメラで変わらずなマイナーチェンジ
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スズキはコンパクトカーにクロスオーバーSUVを大量にラインナップしているメーカー。1.5リッター以下の登録車は8車種あるわけですが、バレーノとスイフト、そしてスライドドアのソリオを除いた残りはすべてSUVに分類されるといったいいほど充実しているのでありました。そのモデル名を五十音順にあげていけば「イグニス」、「SX-4エスクロス」、「エスクード」、「クロスビー」、「ジムニーシエラ」といった具合。3ナンバーボディであったり、本格クロカン4WDであったりと差別化はしているのですが、スズキの規模を考えるとブランド内でのカニバリが気になるラインナップであります。

そんな中で、デビュー時にはそれなりに話題となりながら、わりと地味な存在として推移してきている印象なのが、このたびマイナーチェンジを実施したイグニス。初代エスクードやフロンテクーペなど同社の歴史を感じさせるモチーフを車体に散りばめたスタイリングは、クロスオーバーSUVとしてだけでなく、コンパクトカーとしても存在感あるものだと感じているのですが、なかなか人気が出ていない模様。150~200万円の価格帯で月販3桁前半というのはけっして人気モデルとはいえないでしょうから…。まあ、全高も微妙に1550mmを超えていますし、スタイリングのワクワク感からするとクロスビーに販売を持っていかれてしまうのも致し方ないと感じるわけです。







そんなわけで、今回のマイナーチェンジではガード風の意匠を持つ専用バンパーやルーフレールが与えられてSUVテイストを強めた新グレード「MF」を追加することで、まさしくテコ入れ。標準タイプもフロントグリルを変更するなど、いかにもマイナーチェンジの定番的な仕様変更もしておりますが、基本的なメカニズムは進化していない模様。つまり、エンジンはマイルドハイブリッドの1.2リッターのまま。もちろん、このタイミングでのマイナーチェンジですからWLTCモードに変更されているのは当然なのでした。

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それにしても、AEB(先進運転支援システム)のセンサーがステレオカメラのままというのは意外といえば意外。スズキの最新モデルでは赤外線センサー&単眼カメラを使っているので、マイナーチェンジでそちらにシフトする可能性も予想していたのですが、販売規模からすると電子プラットフォームをバージョンアップしてセンサーを入れ替えるというのは難しいという結論だったのかどうか。そのあたりの情報が出てきづらいメーカーなので、本当のところはわからないのでしょう、きっと。

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精進します。
  




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