特区ではなく私有地だから規制にしばられず思う存分実験ができるはず

トヨタが藤野裾野の自社私有地(約70.8万m2の工場跡地)に、いわゆるスマートシティを作るという壮大な規模の社会実験を行なうと発表あり。約2000名が暮らすということは、最大500世帯くらいの住居を想定しているのでしょうが、そのすべてが関係者だったとしても子供や高齢者などもいるでしょうから、小さな町として様々な実験が可能になり、またデータも得られるということでしょう。
なにより気になるのは、このコネクティッド・シティ「Woven City(ウーブン・シティ)」では超小型モビリティくらいしか「のりもの」が見当たらないこと。MaaSを前提とした自動運転車「e-Palette」は運用するようですが、基本的には従来型の自動車は入ってこないことを想定した街づくりであります。一方で、サービスを提供するAIはシームレスにつながっていくよう。将来的には、トヨタが売るものがクルマから人工知能へとシフトしたきっかけになったと評価されるのかも、というのは考えすぎでしょうか。
個人的に、この街に住んでみたいなと思うのは電動キックボードや立ち乗りモビリティ(いわゆるセグウェイ型)のような超小型モビリティを自由に乗れるエリアになりそうだから。あの手のモビリティが持つ移動体験というのは独特ですし、そうした超小型モビリティと歩行者が共存する道路環境というにも興味がありますので。また、イメージビデオではドローンによる宅配サービスらしきものも描かれておりますが、そのあたりも体験してみたいと思うのでした。建物はすべてカーボンニュートラルな木製というのも興味深いところですが、リリースの行間を読むと太陽光発電と燃料電池を使った水素社会を想定しているらしき部分も注目ポイントでは?

公開されているイメージイラストに高齢者や幼児の姿が見えるのは、幅広い世代が住むことで課題を抽出しようという狙いもあるのでしょうし、日本のみならず世界の課題となるであろう高齢化対策のヒントが得られる社会実験にもなるかもしれません。高齢者だけでなく、チェアウォーカーなど多彩な人が住むことで、可視化される部分も少なくないでしょう。当然、そうした観点から住人は選ばれるのでしょうが、そこでの注目は豊田章男氏がこの街に住むのかどうか。住んでしまうことで周囲へ圧力をかけることになってしまうでしょうから、基本的にはNGでしょうけれども……。

それにしても、富士山の裾野にスマートシティを作ってしまうというのは、これこそ”クールジャパン”。どんなにグローバルに活動していても、トヨタは日系ブランドというのは離れることができませんし、ある意味では日本の象徴的な企業。こうした活動によってジャパンブランドの価値を高めることは同社のブランディングにもダイレクトにつながるのだろうな、と思ったりするのですが、さて?
-----------------
精進します。



トヨタが藤野裾野の自社私有地(約70.8万m2の工場跡地)に、いわゆるスマートシティを作るという壮大な規模の社会実験を行なうと発表あり。約2000名が暮らすということは、最大500世帯くらいの住居を想定しているのでしょうが、そのすべてが関係者だったとしても子供や高齢者などもいるでしょうから、小さな町として様々な実験が可能になり、またデータも得られるということでしょう。
なにより気になるのは、このコネクティッド・シティ「Woven City(ウーブン・シティ)」では超小型モビリティくらいしか「のりもの」が見当たらないこと。MaaSを前提とした自動運転車「e-Palette」は運用するようですが、基本的には従来型の自動車は入ってこないことを想定した街づくりであります。一方で、サービスを提供するAIはシームレスにつながっていくよう。将来的には、トヨタが売るものがクルマから人工知能へとシフトしたきっかけになったと評価されるのかも、というのは考えすぎでしょうか。
クリッカー編集部@clicccar
【CES2020】トヨタが自動車メーカーから脱却? 富士の裾野に新しい街を作ると宣言 https://t.co/VRdcxGoi4v https://t.co/bUTVzWPMa2
2020/01/07 18:58:33
個人的に、この街に住んでみたいなと思うのは電動キックボードや立ち乗りモビリティ(いわゆるセグウェイ型)のような超小型モビリティを自由に乗れるエリアになりそうだから。あの手のモビリティが持つ移動体験というのは独特ですし、そうした超小型モビリティと歩行者が共存する道路環境というにも興味がありますので。また、イメージビデオではドローンによる宅配サービスらしきものも描かれておりますが、そのあたりも体験してみたいと思うのでした。建物はすべてカーボンニュートラルな木製というのも興味深いところですが、リリースの行間を読むと太陽光発電と燃料電池を使った水素社会を想定しているらしき部分も注目ポイントでは?

公開されているイメージイラストに高齢者や幼児の姿が見えるのは、幅広い世代が住むことで課題を抽出しようという狙いもあるのでしょうし、日本のみならず世界の課題となるであろう高齢化対策のヒントが得られる社会実験にもなるかもしれません。高齢者だけでなく、チェアウォーカーなど多彩な人が住むことで、可視化される部分も少なくないでしょう。当然、そうした観点から住人は選ばれるのでしょうが、そこでの注目は豊田章男氏がこの街に住むのかどうか。住んでしまうことで周囲へ圧力をかけることになってしまうでしょうから、基本的にはNGでしょうけれども……。

それにしても、富士山の裾野にスマートシティを作ってしまうというのは、これこそ”クールジャパン”。どんなにグローバルに活動していても、トヨタは日系ブランドというのは離れることができませんし、ある意味では日本の象徴的な企業。こうした活動によってジャパンブランドの価値を高めることは同社のブランディングにもダイレクトにつながるのだろうな、と思ったりするのですが、さて?
-----------------
精進します。











