ホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」にコンプリート仕様のモデューロXが誕生。ハイブリッド4WDも設定

ホンダの純正アクセサリー(ディーラーオプション)はホンダアクセスという別会社が開発を担当していることはご存知でしょうか。そのホンダアクセスの製品には「Modulo(モデューロ)」というブランドがあることは、GTレースなどのスポンサー名で知られているかもしれません。そして、アルミホイールやエアロパーツに使われることの多い「Modulo」ブランドの目指す走りのテイストを車両全体として表現したコンプリート仕様が「Modulo X(モデューロ エックス)」で、初代N-BOXに設定したのを皮切りに、最新のヴェゼルで6モデル目となっております。
そのヴェゼル・モデューロXにチョイノリする機会がありました。市街地を10分程度の試乗だったのですが、動き出してすぐに感心させられたのはオリジナル設計のフロントシートの仕上がりぶり。形状に加えて、表皮の素材を吟味したおかげで、まるで吸い付くように体とシートが一体になり、さらにクルマとの一体感にもつながるのはモデューロXが目指すドライビングカーとしての価値を高めてくれるものだと感じた次第。絶品のシートでありました。
そんな経験は、こちらに寄稿した原稿に活かされておりますので、お目通しいただければ幸いであります。

モデューロXは、サスペンションとエアロパーツ、アルミホイールによりハンドリングを熟成させているのが特徴ですが、今回のヴェゼルではハイブリッド(FF/4WD)と1.5リッターターボ(FF)と3種類のパワートレインそれぞれに専用セッティングのサスペンションとホイールを与えているというのがこだわりポイント。チョイノリしたのは、モデューロXシリーズとしては初設定となる4WD仕様でしたが、雪道でのロバスト性を考慮したというストロークのたっぷりした感じと舗装路でのハンドリングのよさをバランスさせたシャシーの仕上がりはチョイノリでも感じられるレベル。とくにストロークを確保しつつ、ピッチング方向のいやな動きをなくしているのは、時間をかけた作り込みを感じるのでありました(ロール方向であればスタビで締めることもできますが、ピッチングについてはそうもいかないので)。とはいえ、マイルドな味つけというわけではなく、それなりに引き締めていることを感じさせるヒョコヒョコした動きもありますので、そうした挙動が嫌いな人には微妙な評価かもしれませんけれども……。
ところで、こちらの媒体では開発チームのインタビューなどを行なっております。インテリア開発予算のほとんどつぎ込んだというシートが絶品なのは、当然なのかもしれません。
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精進します。



ホンダの純正アクセサリー(ディーラーオプション)はホンダアクセスという別会社が開発を担当していることはご存知でしょうか。そのホンダアクセスの製品には「Modulo(モデューロ)」というブランドがあることは、GTレースなどのスポンサー名で知られているかもしれません。そして、アルミホイールやエアロパーツに使われることの多い「Modulo」ブランドの目指す走りのテイストを車両全体として表現したコンプリート仕様が「Modulo X(モデューロ エックス)」で、初代N-BOXに設定したのを皮切りに、最新のヴェゼルで6モデル目となっております。
そのヴェゼル・モデューロXにチョイノリする機会がありました。市街地を10分程度の試乗だったのですが、動き出してすぐに感心させられたのはオリジナル設計のフロントシートの仕上がりぶり。形状に加えて、表皮の素材を吟味したおかげで、まるで吸い付くように体とシートが一体になり、さらにクルマとの一体感にもつながるのはモデューロXが目指すドライビングカーとしての価値を高めてくれるものだと感じた次第。絶品のシートでありました。
そんな経験は、こちらに寄稿した原稿に活かされておりますので、お目通しいただければ幸いであります。

モデューロXは、サスペンションとエアロパーツ、アルミホイールによりハンドリングを熟成させているのが特徴ですが、今回のヴェゼルではハイブリッド(FF/4WD)と1.5リッターターボ(FF)と3種類のパワートレインそれぞれに専用セッティングのサスペンションとホイールを与えているというのがこだわりポイント。チョイノリしたのは、モデューロXシリーズとしては初設定となる4WD仕様でしたが、雪道でのロバスト性を考慮したというストロークのたっぷりした感じと舗装路でのハンドリングのよさをバランスさせたシャシーの仕上がりはチョイノリでも感じられるレベル。とくにストロークを確保しつつ、ピッチング方向のいやな動きをなくしているのは、時間をかけた作り込みを感じるのでありました(ロール方向であればスタビで締めることもできますが、ピッチングについてはそうもいかないので)。とはいえ、マイルドな味つけというわけではなく、それなりに引き締めていることを感じさせるヒョコヒョコした動きもありますので、そうした挙動が嫌いな人には微妙な評価かもしれませんけれども……。
ところで、こちらの媒体では開発チームのインタビューなどを行なっております。インテリア開発予算のほとんどつぎ込んだというシートが絶品なのは、当然なのかもしれません。
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精進します。



