レーダー併用の新世代アイサイト、リーンバーンの新型1.8リッター直噴ターボ、そしてナビゲーションシステムが気になる!


SUBARUが東京モーターショーにて世界初公開したレヴォーグ・プロトタイプ。そのプレゼンテーション風景(おそらく入場者がいない時間に別撮りしたものでしょう)が公開されておりました。

あらためて見ても、やはり気になるのはアイサイトの進化と新しい直噴ターボエンジンでありましょうか。直噴ターボについてはリーンバーン領域もあるということで、どの程度まで燃費性能を上げてきたのかが気になるところ。とはいえ、1.8リッターのガソリン直噴ターボでありますからハイブリッドのような燃費性能を出せるとは思えません。1.6リッターターボより良くなっていれば御の字といった数字を想像するのですが、さて?


 
そして気になる新世代アイサイト。いろいろ噂はありましたが、ひとまずステレオカメラは使い続ける(ユニットは広角タイプの新型となる模様)ことが、このプレゼンテーションでも発表されております。レーダー(たぶんミリ波)を併用して360度センシングをするというのは、すでに斜め後方はミリ波レーダーで見ていることを考えると正常進化であります。ガラッとシステムを入れ替えることで今までの知見によるアドバンテージを失うよりも、進化版とすることで従来のノウハウを活かしたほうが有利という判断でしょうか。

そしてADASでは準天頂衛星も利用して、ハンズオフも実現するという点に注目。このところSUBARUのクルマに装着されるナビゲーションシステムは基本的にディーラーオプションでライン装着というのはなかったのですが、ハンズオフまでカバーするとなると専用のナビゲーションシステムが必要になるでしょうから、ナビ標準装備ということになりそう。そうなると、見た目の車両本体価格がグッと上がってしまう可能性があって、それをもって批判のネタにする人が出てきそうな予感も。

個人的には、フルインナーフレームを組み合わせた強化版スバルグローバルプラットフォームが生み出すシャシー性能、とくに後輪の接地性や前後のバランスなどが気になるのですが、もはやユーザーニースにおいてハンドリングの優先順位が高い時代ではありません。とくに限界域に近い領域でのハンドリングを云々するのはナンセンスでありましょうか(汗)


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精進します。
  




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