銀ブラ(←死語)をしていたら、突然グリーンの広い空間が現れた
普段は都会に出かけることは少ないのですが、久しぶりに銀座に用があってウロウロしていたところ、唐突に人工芝の敷かれた広い空間があり、その奥に三菱のプラグインハイブリッド「アウトランダーPHEV」が置いてあるのに驚いた。
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こちら、三菱自動車が電動車両をプロモーションするために作ったカフェバーで、その名も「MI-Garden GINZA(マイ ガーデン ギンザ)」。三菱自動車の国内販売状況を考えると、このプロモーションにおける費用対効果には疑問も覚えるのですが、たしかに銀座一丁目駅を出たすぐの場所に、これだけのスペースを用意しているのはインパクト大。プロモーションといっても飲食は有料のカフェバーで、ドリップコーヒー450円~といった価格なのですが、銀座の相場からするとリーズナブルなのかもしれません。まったくクルマに興味がないような方もくつろいでいたのが印象的。銀座にプロモーション用のカフェバーを展開するという狙い通りの層にリーチできているのかもしれません。



通り沿いからは2階建て建物しか見えないのですが、裏に回った様子がこちら。贅沢に人工芝が敷いてあるのがわかるでしょうか。
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じつは、最初にこちら側から見つけたので驚いた次第。土地単価を考えると、あまりにも贅沢な使い方だと思いませんか? もっとも、本当であれば9月にオープンした段階で、その狙いなどを取材しなければいけなかったのでしょうが……。

それにしても、三菱自動車はeKワゴンに乗せた運転支援システムに「MI-Pilot(マイ パイロット)」と名付けたり、東京モーターショーでのコンセプトカーに「MI-TECH CONCEPT(マイ テック コンセプト)」と名付けたり、自社技術を『MI』というワードで推していて、このカフェバーを使ったプロモーションもその一環なのでしょうが、本質的にはユーザーメリットのある技術そのもので『MI』というワードを認識させるようにすることが、その浸透には効くと思うわけです。

だからといって、最初の「MIVEC(マイベック)」のような高回転スポーツエンジンを出すべきだとは思いませんが、『MI』つながりで現在につながるMIVECのヘリテージをうまく利用するくらいはしてもいいのになと銀座のど真ん中で思ったのですが、さて?

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精進します。
  




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