アイシンの「i-mobility TYPE-C」は運転支援と完全自動運転を左右非対称ボディにより一台で表現する
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2019年の東京モーターショーにおいて、トヨタ系の大手サプライヤー集団といえるアイシングループが展示したコンセプトカーが「i-mobility TYPE-C」。ひとつのボディながら左右で異なるコンセプトを提示するというのはありがちなものですが、気になったのはRightサイド。

Leftサイドは見ての通りで、ちょっと未来的かなと思う程度のフィニッシュ。とはいえ、フロントのヒンジドア、リアのスライドドアが乗員の接近を先読みして自動で開いたり、助手席が回転して出てきたりといった部分はリアルな未来を感じさせるもの。また、ドライバーの異常を検知すると安全に緊急停止させる機能も搭載されている(想定)ということでありました。





このようにLeftサイドが5年以内に実現可能なイメージなのに対して、Rightサイドは完全自動運転を前提とした世界観を表現。向かい合ってレイアウトされたシートはもちろんですが、タイヤまでも完全にカバーされております。説明員の方によれば、このカバーは操舵によって動くわけではないということですから、タイヤの切れ角をどのように確保しているのかは気になるところ。

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まったくはみ出さないほど細くて小径のタイヤを使う想定なのか、現在のタイヤのカタチとは異なるアイデアを想定しているのかまでは教えてもらえませんでしたが、縦横斜めに動ける全方位タイヤというのはどこも開発にチャレンジしているはずで、その手のシステムを想定しているのかな、とは思うところでありますが、さて?



ちなみに全方位タイヤというのは↑この手の形状をイメージしております、ハイ。

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精進します。
  




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