日本が誇るスポーツサスペンションブランド「TEIN」の世界戦略は高級リプレイスメント
先日、試乗したTEIN(テイン)のデモカー試乗記事が公開されております。テインといえば車高調サスペンション!と反射的に答えたくなるわけですが、このデモカーに装着されていたのは純正形状の「EnduraPro(エンデュラプロ)」シリーズ。スプリングも純正という仕様なので、じつは車高は下がっておりません。この商品自体はグローバル向けが基本で、その位置づけは”プレミアム・リプレイスメント”、直訳すると高級補修部品という感じになりますが、純正相当の補修部品に「耐久性」であったり「乗り心地」であったりといった要素をプラスしたショックアブソーバーというわけです。
そのあたりのビジネス的な世界戦略については記事のほうをご覧いただきたいのですが、純正形状としては、かなり凝った作りのショックアブソーバーだなあというのが個人的な第一印象。単純にケースを太くして、ピストンバルブに少しコストを掛ければプレミアム・リプレイスメントという商品企画としては通用しそうな気もしますが、そこはテインというモータースポーツで鍛え上げられたブランドであります。上位モデルでは減衰力の16段階調整機構を備えたり、また全ラインナップにハイドロ・バンプ・ストッパなる独自機構を組み込んでおります。じつはハイドロ・バンプ・ストッパについては随分前に取材済みで、その構造や役割は知ってはおりましたが、このクラスのショックアブソーバーにも採用するというのは驚き。いやむしろ、ハイドロ・バンプ・ストッパを採用したからこそ”プレミアム・リプレイスメント”としての差別化ができるということなのかもしれません。

そして、このハイドロ・バンプ・ストッパを採用したショックアブソーバーの持ちポテンシャルを考えると、もし30年前に「エンデュラプロ」シリーズがモータースポーツ用としてリリースされていたら、いま以上にテインブランドが一世を風靡していただろうな、と思ったりしたのでした。30年間の入門モータースポーツカテゴリーでは「サスペンション交換は純正形状のショックアブソーバーと車高の変わらないスプリングに限る」というレギュレーションでありました。その時代に、これだけの潜在能力を持つショックアブソーバーがあれば、誰もが使っていたであろうと思うくらいに接地性がしっかりとしているのが印象的。ハイドロ・バンプ・ストッパの効果だけではなく、全体のセッティングもあるのでしょうが、跳ねづらいサスペンションになっていると感じたわけです。このレベルのショックアブソーバーが1990年代にあればジムカーナやダートラのユーザーはかなりの割合でTEINを選んでいたのでは?
グローバルにはプレミアム・リプレイスメントという市場を作るという意気込みのエンデュラプロ・シリーズ。日本ではスポーツサスペンションとは異なる、乗り心地を改善するショックアブソーバーというイメージで展開しているよう。たしかにインチアップで悪化するはずの乗り心地が、20インチというタイヤサイズから想像するよりもしっとりとしていたのは、このショックアブソーバーのおかげと言ってしまってよいはずです、ハイ。
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精進します。


先日、試乗したTEIN(テイン)のデモカー試乗記事が公開されております。テインといえば車高調サスペンション!と反射的に答えたくなるわけですが、このデモカーに装着されていたのは純正形状の「EnduraPro(エンデュラプロ)」シリーズ。スプリングも純正という仕様なので、じつは車高は下がっておりません。この商品自体はグローバル向けが基本で、その位置づけは”プレミアム・リプレイスメント”、直訳すると高級補修部品という感じになりますが、純正相当の補修部品に「耐久性」であったり「乗り心地」であったりといった要素をプラスしたショックアブソーバーというわけです。
TEIN, inc. 株式会社テイン@TEIN_INC
弊社の戦略について、CarMe @carme_jp さんに取り上げていただきました!
2019/10/10 18:50:11
https://t.co/wFm2Jcmx9j
そのあたりのビジネス的な世界戦略については記事のほうをご覧いただきたいのですが、純正形状としては、かなり凝った作りのショックアブソーバーだなあというのが個人的な第一印象。単純にケースを太くして、ピストンバルブに少しコストを掛ければプレミアム・リプレイスメントという商品企画としては通用しそうな気もしますが、そこはテインというモータースポーツで鍛え上げられたブランドであります。上位モデルでは減衰力の16段階調整機構を備えたり、また全ラインナップにハイドロ・バンプ・ストッパなる独自機構を組み込んでおります。じつはハイドロ・バンプ・ストッパについては随分前に取材済みで、その構造や役割は知ってはおりましたが、このクラスのショックアブソーバーにも採用するというのは驚き。いやむしろ、ハイドロ・バンプ・ストッパを採用したからこそ”プレミアム・リプレイスメント”としての差別化ができるということなのかもしれません。

そして、このハイドロ・バンプ・ストッパを採用したショックアブソーバーの持ちポテンシャルを考えると、もし30年前に「エンデュラプロ」シリーズがモータースポーツ用としてリリースされていたら、いま以上にテインブランドが一世を風靡していただろうな、と思ったりしたのでした。30年間の入門モータースポーツカテゴリーでは「サスペンション交換は純正形状のショックアブソーバーと車高の変わらないスプリングに限る」というレギュレーションでありました。その時代に、これだけの潜在能力を持つショックアブソーバーがあれば、誰もが使っていたであろうと思うくらいに接地性がしっかりとしているのが印象的。ハイドロ・バンプ・ストッパの効果だけではなく、全体のセッティングもあるのでしょうが、跳ねづらいサスペンションになっていると感じたわけです。このレベルのショックアブソーバーが1990年代にあればジムカーナやダートラのユーザーはかなりの割合でTEINを選んでいたのでは?
グローバルにはプレミアム・リプレイスメントという市場を作るという意気込みのエンデュラプロ・シリーズ。日本ではスポーツサスペンションとは異なる、乗り心地を改善するショックアブソーバーというイメージで展開しているよう。たしかにインチアップで悪化するはずの乗り心地が、20インチというタイヤサイズから想像するよりもしっとりとしていたのは、このショックアブソーバーのおかげと言ってしまってよいはずです、ハイ。
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精進します。











