ポロ、ゴルフそしてザ・ビートルなどなど。乾式クラッチの7速DSGがリコール対象に!
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フォルクスワーゲンの7速DSGといえば、オーナー間では劣化によるトラブルを覚悟しておくというのは、なかば常識的に語られているわけですが、ついに国土交通省にリコールを届出するに至ったとのこと。
個人的にも、ちょっと前までザ・ビートル カブリオレに乗っていたので気になる情報。発表資料を見たところ、自分が手放したザ・ビートルもリコール対象の可能性があったよう。まあ、5年足らずで3万kmにも達さない走行距離でしたから致命的なトラブルは起きていなかったのですが、常にDSGのトラブルは心のどこかに引っ掛かっていたのも手放す理由のひとつだったので、もうちょっと早めに対策されることがわかっていれば、いまでも乗っていたかもしれないと思ってみたり。

具体的には、DSGの不具合を考慮して延長保証にそれなりの金額を支払っておりましたし、その保証が切れるギリギリのタイミングで手放す決断をしたいうのは正直なところ。DSGの不安がなければ、違い選択をしただろうな、と思うとリコールの発表がいまになったのは少々残念。ま、こればかりは運と縁ですので、仕方がないことではあります。

思い返せば、5000kmを超えたくらいから違和感があり、2万kmを超えると明確に劣化を感じていました。今回のリコールでそのすべてが解消されるというわけでもないでしょうから、トランスミッション由来のストレスを考えると別れたことは正解だったと思うほうが幸せなのかもしれません。

ザ・ビートル カブリオレに関していえば、坂道発進時に1速で引っ張る制御もちょっと気になるところでしたが、車重とエンジンの関係からすると、そこを指摘するのはナンセンスだったのでしょう、おそらく。というわけで、トランスミッションへの不安を除けば、全般的にはいいクルマだったと、あらためて思うのでした。リコールでその不安が除かれるのであれば、もっといいクルマとして評価すべきなのかもしれませんが、さて?

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精進します。
  




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