GR SUPRA SUPER GT CONCEPT
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2020年のスーパーGTに復活するスープラ500仕様にお台場メガウェブで出会った
先日、お台場のメガウェブ(トヨタの運営するモビリティ体験型テーマパーク)に立ち寄った際にGR(GAZOO Racing)コーナーに足を向けると、その中央に置かれていたGRスープラGTコンセプトに目が留まったのでした。すでに2019年の東京オートサロンでお披露目されているので、初めて見たわけではないのですが、ほとんど人がいない状態でゆっくりじっくりとGTコンセプトを見ることができるというのは、こうした常設展示ならではでしょうか。

なお、公表されているスペックは全長4955mm・全幅1950mm・全高1150mm。車両重量1020kg以上、最低地上高65mm、オーバーハング前925m/後1280mmといったところ。実戦投入は2020年シーズンからということなので、コンセプトカーから仕様は変わっていくのでしょうが、ディメンションはレギュレーションによって定められているので、このままということでしょう。
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左ハンドル仕様なので、右側(助手席側)からエキゾーストを出すというレイアウトは従来通り。このあたりも共通シャシーの関係なのでいじりようがない部分。とはいえ、開発を重ねていく中で増えていくであろう空力デバイスがプレーンな状態というのは「いましか見れない」貴重な姿かもしれません。

それにしてもスポーツカーとしてデザインされたクルマというのは、こうして市販車の面影を残すというレベルのレーシングカーに仕立てても、かなり市販状態とのつながりを感じさせるという印象を受けるのでした。これこそ、量産メーカーが”ブランディング”の一環としてレース活動をする意味なのだろうな、と思ってみたり。

そういえば新型のGRスープラでは4気筒エンジンを積んだグレードは廉価版ではなく、異なる個性としてテストドライバー氏などもおすすめしているわけですが、その意味では4気筒ターボを搭載するスーパーGTマシンと重なってくるのかもしれません。


こちらの本では、そんな開発ドライバーインタビューを担当しております。ご一読くださいませ

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精進します。
  




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