ニチコンの「トライブリッド蓄電システム」は太陽電池・蓄電池・電気自動車の内蔵電池を統合制御
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東京ビッグサイトで開催されている第九回スマートグリッドEXPOを、取材ではなく招待券でブラブラしてまいりました。ほら、取材で行っても記事にするネタがなかったらマズイじゃないですか……(汗)

そんな中で目立っていたのは、太陽光発電の2019年問題に対応したシステム。いわゆる固定買い取り価格終了後の対応として「発電した電気を売るのではなく、自分で使い切る」という提案であります。

割合にシンプルな定置型バッテリーとコントローラーのセットもありましたが、ニチコンの「トライブリッド蓄電システム」は、そこにV2Hシステムを組み込んだもの。太陽光発電(太陽電池)、蓄電池、電気自動車(の駆動バッテリー)の3つを上手に使うことで、最小限のコストで最大の効果を得ようというものであります。

昼間に発電した電力を蓄電池や電気自動車に溜めておいて、夜間に使い切るということで買い取り価格が下がっても、太陽光発電システムをコスト面でも効率よく利用するというわけですが、一部には買い取り価格が通常の電気料金よりも下がるという予想もあり、売電しても使用分との差額を負担するのであれば、投資をしても自宅で使い切るという選択をするユーザーも出てくるのでありましょう。

そうなるとハイブリッドカーや電気自動車から取り外したバッテリーのリユースによる(比較的)安価な蓄電システムに社会的ニーズが生まれてきそうな気もしますが、さて?


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精進します。
  




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