ひな人形でも見かける牛車(ぎっしゃ)こそ日本伝統のモビリティ、そのマインドは現代にも生きる?
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日本のモビリティを振り返ると、時代劇の印象から白馬に乗ったお殿様、駕籠(かご)に乗った町人の娘といった江戸時代のモビリティを思い浮かべるかもしれませんが、日本の伝統的な”のりもの”といえば平安時代の牛車で決まり、というのが文学部史学科で学んだ個人的なイメージ。いまでもひな人形では牛車の姿を見ることができるのも伝統的なモビリティとして伝わっている証拠ではないでしょうか。もちろん、牛車は貴族階層が使うものであって、それが一般に広まっていたとは思いませんが。




そして、この牛車を使っていたということが、日本の世界的に見ると低めの高速道路制限速度につながっているのかもしれない、と思ってみたり。バビューンと飛ばすのではなく、しずしずと移動することこそモビリティの価値というマインドが日本社会の根底にあるのかもしれません。

ならば、現代版の牛車といえるのはトヨタ・センチュリーでありましょう。

滑らかで静かなV12型エンジンからEV走行も可能なV8ハイブリッドに進化したということは、牛車的マインドからしても正常進化といえそうですが……それはあまりにもこじつけであります、エエ(汗)
そういえば、サンタクロースのトナカイそりは地上を移動している限りは軽車両だとは思いますが、アウディはそりをRS5スポーツバックに変えるべし、というCMを作っていたのを思い出してみたり。ところで軽車両でなくなると駐車禁止の基準も厳しくなりそうです、なんちゃって。

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精進します。
  




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