
2018年は「煽り運転」の問題が表面化した年。テレビでもコメントしてしまいました
加害側・被害側とも意識や認識をしてこそ「煽り運転」というのは問題化するという面はあるにせよ、2018年にこの問題が大きく取り上げられるようになったのは、自動車業界としては記憶に残ることになりましょうか。というわけで、2018年の自動車業界を象徴する漢字は「煽」で決まりでしょう。
振り返れば、2018年には煽り運転に関する記事を何本も書かせていただきましたし、煽り運転に関連してテレビに出演したこともありました。それほど社会問題となっていたわけです。時折、煽られるほうにも問題がある、といった指摘もありますが、いじめ問題といっしょで加害側を正当化するような見方をすべきではないと思うわけです。「運転が下手な相手は煽ってもいいんだ」という主張が許されるはずもありませんから。
煽る側にも様々な意見はあるでしょうが、危険行為を止められない段階で運転免許保持者としてふさわしくないと思う次第であります。それに経験的にいえば、煽ると面倒そうなクルマ(覆面パトカーによく使われている車種、黒塗りの高級車など)に対してはそうした行為をしないのであれば、相手を見ているということであって、カーッとして分別がつかないわけではなく、悪意しかないと考えることができますので。「わ」ナンバーのレンタカーや高級車(輸入車)に乗っている女性も煽られやすいという話は、まさに弱者をいじめるという姿勢を示しているように思えるわけです。
悪意ある人間からは逃げるが勝ち。ドライブレコーダーで自衛するのも悪くはありませんが、とにかくスルーするなり徹底して関わらない姿勢をとることが一番の対策だと思うわけです。さんざん煽られた挙句、クルマの前方に回られて停車させられてしまうにまで至ると逃げることも難しくなってしまうのも事実でしょうけれど。その意味では、相手次第という要素が大きく、明確な対策が取りづらいという点からは煽り運転というのは解決が難しいとも言える事象。完全自動運転になれば、煽るという行為そのものが消える(バグがあったら別ですが、そんなバグに気付かないってことはないでしょう)はずで、法的に対策を考えるよりも自動運転を整備する方向で技術と社会通念(もちろん関連法も)を変えていくことが、一番の対策になるのでは? と思ってみたりする年の瀬でありました。
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精進します。










