
ブリティッシュグリーンが似合うコペンのクーペ。コンセプトカーから市販へ
ブリティッシュグリーン・パールのボディカラー推しの特別仕様車が登場したホンダS660の発表に先んじて、東京オートサロン2019での一般公開と、そのタイミングでのWEB商談申し込みのスタートを発表したのがダイハツ・コペン クーペ。こちらも一押しボディカラーはブリティッシュグリーンマイカで、インテリアもベージュとS660の特別仕様車Trad Leather Editionとよく似た方向性なのは、やはり英国テイストの影響でしょうか。コンパクト2シーターといえばイギリス車となってしまうのは、彼の国の伝統と歴史の深さを感じると同時に、まだまだ日本の自動車文化が浅いことを再確認されてしまう残念事象ではあります(汗)
その意味では、2016年の東京オートサロンに出展されたコペン クーペのコンセプトカーがまとっていたボルドーカラーは、コンパクト2シーターに使う色として新しい提案になり得たのでは? と思い出してみたりするのでした。それにしても、あらためて2016年のコンセプトカーの画像をみるとBBS製アルミホイールを含めて、ほぼ市販バージョンに近い仕上がりだったのだなあ、と思う次第。ダックテールの形状は市販車ではおとなしめで、コンセプトカーがまとっていたエアロパーツも備わらないようでありますが…。


そして、2016年のオートサロンで気になったマフラーテールエンドの形状は、オフィシャルフォトを見る限りはクーペ用に見直されているようで、しっかりと煮詰めてきたことを感じるのでありました。ドアアウターハンドルがメッキであれば尚よかったと思うのも、また正直な感想であります。

もともとルーフを収める設定のコペンでありますから、ラゲッジスペースは2シーターとしては広大で、オープンボディのコペンでは屋根を開けないという条件であればトランクにゴルフバッグが収まるほどですが、クーペではガラスハッチが開くだけのようでスペースのわりにアクセス性はイマイチとなってしまうよう。もっとも、スタイルを愛でるタイプのクルマでありますから、こうした実用性について云々するのは無粋というものでありましょう。200台限定ということでありますし。それでもクオーターウインドウが新設されているぽいのは視界の確保のためでしょう。安全性を考慮しているのは、さすがメーカー製”カスタムカー”といったところでしょうか。
なんだかんだ言いながら、2019年1月11日にオープンするというWEB応募ページ(https://coupe.copen.jp/)には、アクセスしてしまいそうな気分であります、ハイ。
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精進します。



