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コーナリングの気持ちよさはハイブリッド用バッテリーによる前後重量配分の好バランスが効いている?
先日、箱根で試乗したSUBARUフォレスター”e-BOXER”アドバンス。そのワインディングでのオンボード映像がこちらであります。

さほど出力は大きくない小型モーターを使ったマイルドハイブリッドといえるe-BOXERなのですが、意外にEV走行に入るシーンは少なくなく、これならハイブリッドという呼び名でも素直に受け入れられたかもしれません。もちろん、北米でプラグインハイブリッドを出すわけですから、このシステムはハイブリッドでない感を出しておくことが、商品のわかりやすさなどでは重要なのも認めるところでありますが。

さて、そんなe-BOXERを積んだ「アドバンス」グレードをワインディングで走らせて印象に残ったのは、モーターアシストによる加速性能よりも、ハイブリッドシステムゆえの重量増が生み出すコーナーでの安定性。とくに後輪軸重が増えていることによりリアタイヤの接地性が増しているようで、四輪をきれいに使ってラインをトレースしているような気持ちよさが味わえるのは同じフォレスターでも2.5リッターエンジン車との大きな違いと感じた次第。乗り比べなければ気にならない程度の違いかもしれませんが、比べてしまうと明確な違いであります。

さらに、ワインディングをアクセルのオン/オフによる速度コントロールで走ってる範囲においては、ピッチング、ロールともほとんど気にならない挙動で、かなりダイレクトにクルマが反応していると感じるわけです。はたしてそのフィーリングは最低地上高220mm、車両重量1620kgのクルマとは到底思えないレベルにあるのは、新型フォレスターの美点であります。そして、動画ではメロディロードの音がほとんど聞こえないのは遮音性能の高さの証明でありましょう。運転しているときには、鼻歌のような音量で心地よく聞こえていたのですが……(汗)

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精進します。
  




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