100kW、320Nmのスペックはセレナe-POWERと同数値
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ノートe-POWERにハイパワーバージョンとなる「NISMO S」が登場。シリーズハイブリッドのe-POWERながらベース車に対して、3気筒エンジンや駆動モーターは変えていないようですが、出力・トルクともに向上、具体的にはモーター最高出力が80kWから100kWへ、最大トルクは254Nmから320Nmへと大幅アップしているのでありました。

その理由について、メーカーは『インバータとコンピューター(VCM)に専用チューニングを施し発電量を増加』させたと発表しておりますが、スペックから想像するにセレナe-POWERに搭載するインバータを流用したのでは? と思うわけです。これによって電動車両のパワーアップは、ハイブリッドに関して言えばエンジンの排気量アップや過給チューンではなく、インバータがキーになるという認識が広まっていくのかしれません。

もっともニュースリリースにおいてバッテリーについて言及していないところ見ると、おそらくリチウムイオンバッテリーはベース車同様でありましょう。だとすると、最高出力を連続発生できる時間は短くなっているはず(エンジンがフルパワー状態でも追いつかないので)で、そうした違和感をどれだけ感じさせないようなエネルギーマネージメントのセットアップに興味津々なのでありますが、触れる機会を得ることができるかどうか……(汗)
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精進します。
  




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