アウディがCMSにつけた名前はバーチャルエクステリアミラー。ディスプレイはドアトリムに置く
レクサスESが採用を発表したCMSですが、ずいぶん前にCMSの採用を公表していたアウディのEV「e-tron」が、その姿を発表。同社ではバーチャルエクステリアミラーと呼ぶCMSの姿を公開しております。カメラ位置の関係か、ウインカー内蔵の筐体とするためか、アウディもレクサス同様にそこそこ張り出しておりますが、車両感覚の目安であったり、すり抜け時にミラー(この場合はカメラ)を当てることでボディへの被害を抑えるといったことを考慮すると、いきなりボディ直付けのようなデザインは難しいのでしょうか。

そしてアウディは、CMSのディスプレイをドアトリムにスマートにインストールしているのは、その価値をプレミアム性として活かそうという狙いが感じられるところ。バーチャルエクステリアミラーが、どのように後方の様子を示すのかは、このエントリの下に貼った動画でご確認を!
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欧州での価格は79,900ユーロ、航続可能距離は400kmと発表
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さて、アウディe-tronのお値段は、欧州で79,900ユーロといいますから、日本円にすると1000万円オーバーといったところ。アウディというブランドとして考えても、普及価格帯とは言い難いという印象。航続可能距離が400kmというのも、この価格帯としては短いと感じてしまうのはテスラの影響でしょうか(汗)
動画の1分20秒あたり、自動的にリッドが閉じる動きに注目
とはいえ、プレミアムブランドのEVとしては、充電リッドの開閉が電動になっているのは、演出的な要素を含めて注目すべきポイントかもしれません。ちょっとした工夫でプレミアム性を表現するのは流石であります。もっとも、リッドの開閉を電動にしたからといって機能面では何も変わらないわけですが…。


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精進します。
  




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