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ボディ同色部分を増やして、アーバン感を増すのが狙いのモデューロ・エアロバンパー
2018年、日本市場に復活したHonda CR-V。グローバルに見れば、もっとも売れている部類のクロスオーバーSUVながら、本国である日本からは撤退する羽目になってしまったのはSUVの大市場である北米向けに特化しすぎてしまったのが理由のひとつ。グローバルでの評価と日本市場でのそれが異なるということは、日本市場の特殊性を示すともいえますでしょうか。

そんなCR-Vが日本に帰ってきたわけですが、だからといって日本市場のマインドがグローバル寄りに変わったということではなく、日本で売るには市場ニーズやマインドに合わせたアレンジが必要な状況に変わりはないわけで。それがするのでしょう。

そして純正アクセサリーとしてモデューロ・ブランドからエアロ仕様のハーフバンパーが出ているのもクロスオーバーSUVにスポーティ風味を求める日本市場のニーズに応えようとした結果。なるほど、Hondaのファミリーフェイスでありながら、バンパー全体をボディ同色とすることでSUVをスポーティ寄り、オンロード寄り、アーバン風味に変身させているのは純正状態と比べれば一目瞭然。



発刊されたばかりの「新型CR-Vのすべて」では、じつはデザインインタビューとアクセサリー開発ストーリーを執筆しているので、それぞれの立場からのお話を聞いています。CR-Vのスタイリングは北米のデザインスタジオで描かれたアイデアが採用されたそうですが、その際に比較された日本のデザインスタジオから選ばれたスケッチではバンパーのボディ同色部分の面積が北米のスケッチより広かったことを考えると、モデューロの提案というのはたしかに日本市場のマインドに合致しているといえそうで、すでにフィットで展開しているモデューロスタイルを想起させるスタイリングだと感じた次第。むしろ、CR-Vを日本市場でアピールするならばそうそうにモデューロスタイルを設定してみるのもアリなのでは、と思ったりするのでした。
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精進します。
  




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