最大220Nm! 余裕のトルクを実現するL15直噴ターボとソリッドなボディのコンビネーション
新型シビック・セダンが積む1.5リッター直噴ターボエンジン(L15B型)の最高出力は127kW、最大トルクは220Nm。K24型のポート噴射仕様のスペックが129kW、225Nm(オデッセイの値、いずれもレギュラーガソリン仕様)でありますから、2.4リッター相当のダウンサイジング過給エンジンと考えるのが妥当でありましょう。

そして、新型シビック・セダンの車重は1300kg。Cセグとして軽めのセダンに2.4リッターエンジンというプロフィールと考えると、このクルマが余裕の走りを披露するのは容易に想像できるところ。実際、ターボラグもほとんどなく、CVTの味付けもよく、リニアリティの面で不満を感じることのないパワートレインに仕上がっているというのが、強烈な第一印象としていまだ心に残るのであります。
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ただし、このサイズで2.4リッターエンジン相当のダウンサイジングターボはオーバースペックで、1.8~2.0リッターエンジンに相当するようなダウンサイジングターボ(欧州仕様にある1.0リッター3気筒 直噴ターボ)が搭載されればいいのに……とは思わないのは、3気筒ターボにしたところで、それほど車体価格は落ちないであろうと思われるのと、ボディのポテンシャルが高いこともあってトルクの余裕を邪魔に感じないからでありましょうか。
それにしても、ハッチバックとセダンを乗り比べると、かなりハッキリとボディの剛性感に差がある(セダンにアドバンテージがある)と感じるところ。商品企画の意図は理解しつつも、セダンのタイプRを求めたくなってしまうのでした。あくまで、個人の感想と妄想ですが(汗)
さらに個人的にいえば、200kW、350Nmくらいの2.0リッターターボを積み、Hondaの8速DCTを組み合わせた「SiR」的なバリエーション追加など望みたくなってみたり。初動がかなり好調のようなので、このまま調子よくいけば、現在のモノグレードから展開していくことも期待できなくはない?

精進します。
  




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