ルックスより中身が気になるホンダの次世代EVコンセプト「Honda Urban EV Concept」
第45回 東京モーターショーのホンダ・ブースは電動化祭りになりそうですが、おそらく主役になるであろう世界初公開のコンセプトカー「Honda Sports EV Concept」はもちろん、フランクフルトモーターショーで発表済みの「Honda Urban EV Concept」のジャパンプレミアも注目といえそう。

初代シビックやN360のヘリテージを感じさせ、そしてN-ONEの次期型を示しているともいえそうなルックスはさておき、気になるのはこのコンセプトカーが『新開発のEV専用プラットフォームを採用』していること。一台限りのコンセプトカーではなく、バッテリーやモーターのレイアウトは今後のホンダEVを占う上で重要な情報となるはずで、どこまで情報公開するのか気になるところ。

さらに、AI技術を搭載することで『人に、暮らしに、寄り添うスモールカー』としているのも注目点。2017年のCESでは、『感情エンジン HANA』を搭載したEVコミューターのコンセプトカー「Honda NeuV(ニューヴィー)」を発表しておりますが、東京モーターショーに飾る「Honda Urban EV Concept」にもHANA(Honda Automated Network Assistant)を搭載していることは公になっている事実で、日進月歩のAI技術をどのような方向で進化させているのか、また市販モデル搭載にあたり現実的なコストで実現するための工夫をしているのか、あらためて気になるのでありました。

精進します。
  




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