トヨタのタクシー専用車は1.5リッターLPGハイブリッドの前輪駆動車
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思えば、2013年の東京モーターショーにて、その開発が公となったトヨタのタクシー専用車がついにローンチ。その名は「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」、間もなく開幕する東京モーターショーでは、ついに公道を走るというフェイズになっていくことが期待される次世代タクシーのリアルであります。
高床タイプのスライドドアというのは、将来的に同一プラットフォームでの多彩なパワートレインを想像させるわけですが、ひとまずは1.5リッターLPGエンジンを用いたTHS2という、新しくもあり、ある意味で枯れたシステムを搭載。すでにプリウスのタクシーも多く見かけることを考えると、その信頼性は充分なものといえるのでありましょう。
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それにしても、THS2を使うということはプロペラシャフトで後輪を駆動するという選択肢はなく、4WDにするにはリア駆動モーターを用いるという手段になるのでしょうが、はたして4WD仕様が登場するのかどうか。降雪地帯での使用を考えると4WDへのニーズはあるでしょうが、いまどきの電子制御とスタッドレスタイヤがあれば、問題ないといえるのかもしれません。なにしろ、従来のタクシー専用車の基本設計を考えれば、あのシャシーで運用してきたわけですから……(汗)

精進します。
  




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