排気バルブのナトリウム封入はノッキング対策に効く。すなわちリタードしづらくなるから効率で有利
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フィットがマイナーチェンジで、ハイブリッドの燃費性能が最良グレードで37.2km/Lまで向上しております。おそらくライバルであるアクアを超えることを目指したのでしょうが、直前のマイナーチェンジによりアクアは38.0km/Lまで改善しておりますので、ライバルに追いつくつもりで引き離されてしまったというのが現状。同じ1.5リッターハイブリッドですが、ホンダはワンモーター+7速DCT、トヨタは2モーターハイブリッドという違いがあり。ただ、僅差ではありますのでシステムによる優位性を判断するほどの差ではないといえるのかもしれません。もっとも、車格が上がっていくと2モーターハイブリッドのモード燃費における優位性はハッキリと見えてくるので、Bセグメントのハイブリッドに限った話かもしれませんが。

ちなみに、フィットハイブリッドにしろ、アクアにしろ、燃費最良グレードと売れ筋グレードでは燃費性能が異なっており、フィットが34.0km/L、アクアが34.4km/Lとなっております。






ところで、フィットハイブリッドが燃費性能を向上させた進化ポイントのひとつとして挙げられているのが「排気バルブへのナトリウム封入」。すでにホンダは軽自動車用エンジンにも採用しているので驚くことではないにしても、1990年代には一部のハイパワーエンジンだけに与えられていたという印象のあるナトリウム封入バルブが、燃費性能を求めたエンジンにも使われるようになってきたのは、どこか隔世の感あり。もっとも、排気バルブ周辺の冷却性能を高めてノッキングを防ぐことで点火時期を遅角(リタード)させずらくするという目的を考えれば、そもそもエンジンのポテンシャルを引き出すアイテムであり、そのアドバンテージが燃費性能につながるというのは当然の話ではあります、ハイ。




精進します。
  




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