現時点ではミリ波レーダー・LIDARをそれぞれ5個、単眼カメラを2個使う自動運転レベル3技術
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こちらのレジェンド、そこいらで売られているクルマとはまったく異なる中身を持っています。先日、ホンダが2020年に市販を宣言した「高速道路限定の自動運転」を体感してきたわけですが、その高速道路での自動運転を可能にした仕様なのであります。

ハイブリッドのレジェンドをベースにしている理由は、コストをのせやすいフラッグシップモデルということもあるのでしょうが、メカニカルブレーキと回生ブレーキの2系統で減速できる(レジェンドは電動AWD)というフェールセーフ的な構造が自動運転とマッチするという面もあるそう。メーカーは異なりますが日産e-POWERがワンペダルドライビングで停止まで可能にしているのは、電動車両ゆえでありまして、自動運転と電動車両の相性の良さを、ホンダの自動運転プロトタイプでも感じたのでありました。

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さて、センサーの情報によって自律走行を行なうという自動運転プロトタイプ。そのセンサーとして使っているのはミリ波レーダーが5つとLIDARが5つ、そして単眼カメラが2つ。ミリ波レーダーのうちフロント中央にある長距離タイプと、リア左右ななめ後方を見ている中距離タイプはレジェンドが純正で装備しているもので、リアの左右を見ているのと似たタイプをフロントの左右にも配しているそうで。

自動運転テクノロジーにおいてトレンドのど真ん中にあるといえるセンサー「LIDAR」は、赤外線によって物体の形状を知ることができる空間センサー。この自動運転プロトタイプでは、フロント左右とリア左右に配置され、さらに真後ろを把握するためのリアバンパー中央に置かれているのでありました(上の画像)。

ちなみに、単眼カメラも純正で装備しているものと同等で、2つセットされているのは、これまたフェールセーフ的な意味合いが強いようですが、市販に向けてのテーマは、それぞれの信頼性を上げることでセンサーの数を減らしていくことが重要と思うのでありました。

それにしても、それなりに高価といわれているLIDARを5つも使っているということから車線変更までも自律的に行なう自動運転技術が高コストなテクノロジーであると想像できるところで、高価なセンサーを使って自律走行のロジックなどが組み上がったら、今度はカメラのような、いい意味で枯れた技術を使って状況把握をできるような方向性に向かうべきでは? と思ったりするのは気が早い話でしょうか(汗)



精進します。
  




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