ジャガーが2018年に発売するというSUVタイプのEVは、合計700Nmの2モーターで、バッテリー総電力量は90kWh !
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2017年3月に初めて公道を走ったというジャガーの電気自動車コンセプト「I-PACE」。赤いボディがロンドンを走り抜けるオフィシャルフォトを眺めていて、あらためて思ったのは「そこはかとないアルファSZ感」。1990年代に販売されていたSZはFRのクーペでありましたが、その現代版といった風情を、イギリス車(資本は異なりますが)に感じてしまうというのは、自動車のグローバル化のせいなのかどうか(汗)
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The I-PACE will be a long distance sprinter that accelerates to 60 mph in around 4 seconds, with a range of more than 500km (NEDC cycle) from the 90kWh lithium-ion battery. Charging is easy and quick, with 80 per cent charge achieved in just 90 minutes using 50kW DC charging. Compact, lightweight electric motors at the front and rear axles generate a combined output of 400PS and 700Nm of torque, with the all-weather benefits of all-wheel drive.
ところで、電気自動車として2018年に市販予定の「I-PACE」。前後独立モーターによる4WDで、合計400馬力・700Nmというスペックにもしびれますが、バッテリーを90kWhも搭載して、航続距離500㎞を実現しているというのも富裕層には魅力的なスペックなのでしょう。50kWの急速充電でも80%充電まで回復するのに90分かかるというのはナニですが、CHAdeMOの超急速充電規格が始まる時代でありますから、そうなれば充電時間は30分まで短縮すると期待できるわけで、大容量バッテリーを積むことのリアリティが十分にあるのかもしれません、2018年には。

なお、I‐PACEの急速充電がCHAdeMOなのかCOMBOなのか、それとも独自方式なのか未確認でありますが、この時代ですから仕向地に合わせて様々なタイプを用意すると思うのでした、あしからず……。

精進します。
  




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