元祖クリーンディーゼル的なイメージで展開しているマツダSKYACTIV-D 2.2がリコールの届出です。対象となるのは、CX-5、アクセラ、アテンザの計172,095台。対象外も含まれている台数とはいえ、そこそこの規模のリコールといえましょうか。

インジェクター・リターンホース・ECUの3か所5種類のリコールを届出
リコールの不具合として挙げられているのは、インジェクター取付ナットの締結力不適切、燃料リターンホースの取扱い不明確、そして3つの制御プログラム・バグであります。
マツダの1.5ディーゼルにススが溜まるというリコールもありましたので、2.2リッターのディーゼルエンジンにおいてもススの堆積によるエンジンストールという制御プログラムによる問題が起きることは想定内であります。市場からの報告件数が、このススによるものだけで370件と少なくありません。オーナーからすれば「ついに!」という思いを抱いている方もいらっしゃるのでしょうか、やはり。
それにしてもリコールというのは、基本的に対策ができてから実施されるものでありますから、プログラム系のリコールに時間がかかるというのは仕方がないとは思いつつ、プログラムの書き換えで解決するのであれば、通信なりで自動的に書き換わるとより便利だろうなと思ってみたり。その一方で、通信で書き換えられるということはハッキングの危険性も増すので、書き換えはOBDコネクターを介する方式に留めておくのが吉とも思う今日このごろであります、エエ。
精進します。



インジェクター・リターンホース・ECUの3か所5種類のリコールを届出
リコールの不具合として挙げられているのは、インジェクター取付ナットの締結力不適切、燃料リターンホースの取扱い不明確、そして3つの制御プログラム・バグであります。
山本晋也 【Yamamotosinya】@Ysplanning
マツダSKYACTIV-Dのリコールは、インジェクター、燃料ホース、ECUで計5項目 https://t.co/Kz5huloB6I
2017/02/23 15:14:53
ディーゼルエンジンにおいて、減速時のエンジン制御が不適切なため、気筒内圧力が低下し、吸気バルブの閉じ力が低くなることがある。そのため、吸気バルブとバルブシート間に煤が挟まり圧縮不良となって、エンジン回転が不安定になるほか、最悪の場合、エンストに至るおそれがある。そのほかプログラム・バグの中身は、インジェクターへの過電流によるエンスト(不具合報告数:98件)、過回転制御の不具合によるエンジン焼き付き(同:46件)といったもので、いずれも深刻な内容。リコール対象でありますから、シビアな問題なのは当たり前ですけれども。
マツダの1.5ディーゼルにススが溜まるというリコールもありましたので、2.2リッターのディーゼルエンジンにおいてもススの堆積によるエンジンストールという制御プログラムによる問題が起きることは想定内であります。市場からの報告件数が、このススによるものだけで370件と少なくありません。オーナーからすれば「ついに!」という思いを抱いている方もいらっしゃるのでしょうか、やはり。
それにしてもリコールというのは、基本的に対策ができてから実施されるものでありますから、プログラム系のリコールに時間がかかるというのは仕方がないとは思いつつ、プログラムの書き換えで解決するのであれば、通信なりで自動的に書き換わるとより便利だろうなと思ってみたり。その一方で、通信で書き換えられるということはハッキングの危険性も増すので、書き換えはOBDコネクターを介する方式に留めておくのが吉とも思う今日このごろであります、エエ。
精進します。



