スズキR06AターボとジヤトコJF015Eは相性バツグン!
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エンジンの上にマウントされた大きなエアクリーナーボックス、その向かって右側には小ぶりな空冷インタークーラー。こちらは、スズキ・スペーシアカスタムZのエンジンルーム。インタークーラーからもわかるように、もちろんターボエンジンの姿であります。

先日、このパワートレインを積んだクルマに2日間ほど乗る機会があったのですが、印象的なのはドライバビリティの優秀さ。ターボエンジンでCVTというと、ラグの大きそうなイメージもあるでしょうが、リニアリティに関してはネガを感じない仕上がり。トルク感にしても排気量と車両重量を考えると期待以上でもありました。

一方、その前に乗っていた日産・三菱の3B20ターボ+ジヤトコJF015E(副変速機付きCVT)の組み合わせにおいては、まさに「ラバーバンドフィール」と感じるもので、いまどきのパワートレインにおけるリニアリティというのはエンジンやトランスミッションという機会的要素よりも、スロットルマップやトランスミッション制御による部分が大きいのだろうな、と感じた次第。

ただし、スズキのパワートレインは運転する愉しさが大きいぶんだけ踏み込んでしまいたくなるのでエコドライブをしようと思うと、かなりの自制心が必要と感じましたが、日産・三菱のパワートレインは誰が乗ってもエコドライブがしやすい(エコドライブにさせられる?)セッティングだとは感じたところ。その意味では、日産・三菱の制御は省燃費であることを優先した故に、昔ながらのドライバビリティが犠牲になっているのかもしれません……。



精進します。
  




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