GMとHondaが、業界初となる燃料電池システムを生産する合弁会社をアメリカ・ミシガン州に設立という発表あり。燃料電池車の公道実験などの開発では指折りの歴史を持つ両社。その提携は数年前から始まっていましたが、ついに燃料電池システムの共同生産というカタチで、まずはスタートであります。
両社のノウハウを結集した共同チームで開発したという燃料電池システム。コスト、量産性の面でアドバンテージを持っているからこそ、生産会社の設立という投資にゴーサインが出たのでしょう。まだまだ、生産規模が小さいでしょうから、共同購買によるメリットもありましょうが、それだけで合弁会社を起こすとは思えませんから。

そんなわけで、GMとホンダのノウハウを活かして生み出した新型燃料電池システムが、果たしてどのようなシステムなのか興味津々。もっとも、ホンダ・クラリティには制御系・FCスタック・駆動モーターといった三階建ての燃料電池パワートレインが搭載されておりましたが、これっきりになってしまうのだとすると寂しい感もありますが……(汗)

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※画像はクラリティFCVのパワートレイン。

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※画像は、合弁会社設立の発表に合わせて公開された燃料電池ユニット

この仕様がそのまま量産されるとは限りません。GMとHondaの動向、まだまだウォッチしていかねば!


精進します。
  




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